文献
J-GLOBAL ID:201102292470530937   整理番号:11A0288810

外因性分泌ホスホリパーゼA2グループX介在好酸球システイニルロイコトリエン合成

Eosinophil Cysteinyl Leukotriene Synthesis Mediated by Exogenous Secreted Phospholipase A2 Group X
著者 (8件):
資料名:
巻: 285  号: 53  ページ: 41491-41500  発行年: 2010年12月31日 
JST資料番号: E0038A  ISSN: 0021-9258  CODEN: JBCHA3  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
喘息との関連が指摘されている分泌ホスホリパーゼA2グループX(PLA2-X)の炎症性システイニルロイコトリエン(CysLT)合成およびアラキドン酸(AA)とリゾリン脂質放出への寄与を分離ヒト好酸球を用いて調べた。組換PLA2-Xを好酸球に添加すると,濃度依存的にCysLTおよびAAの放出が増加した。選択的PLA2-X阻害剤ROC-0929はこれらの反応を阻害した。PLA2-Xはホスファチジルコリン(PC),ホスファチジルイノシトール,ホスファチジルエタノールアミン(PE)およびパラスメニルPCやPEといったリゾリン脂質放出も増加させ,PLA2-Xに活性化されるPLA2αを阻害すると,AA放出には影響が無かったが,CysLT合成は減少した。好酸球へのPLA2-X添加でPLA2αのSer505リン酸化,細胞内Ca2+濃度,続くcPLA2αと5-リポキシゲナーゼ(LO)の輸送が観察された。PLA2-XによるCysLT合成は,p38あるいはJNK阻害剤により阻害されたが,MEK1/2阻害剤には阻害されなかった。好酸球をfMLPにより刺激するとCysLT合成がさらに亢進した。PLA2-Xはp38,JNK,cPLA2αおよび5-LO活性化を含むシグナル伝達経路を介して,AAとリゾリン脂質の放出およびCysLT合成を誘導すると結論付けた。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
その他の脊椎動物ホルモン  ,  呼吸器の基礎医学 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る