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J-GLOBAL ID：201102292508361069   整理番号：11A0950368

蛍光スイッチとしてのN′-アセチルチオウレイド基を有するHg²⁺およびAg⁺のためのクマリン系蛍光プローブ

A coumarin-based fluorescent probe for Hg²⁺ and Ag⁺ with an N′-acetylthioureido group as a fluorescence switch

著者 (4件)： TSUKAMOTO Koji (Hyogo Univ. Health Sci., Hyogo, JPN) ,  SHINOHARA Yuka (Hyogo Univ. Health Sci., Hyogo, JPN) ,  IWASAKI Shogo (Hyogo Univ. Health Sci., Hyogo, JPN) ,  MAEDA Hatsuo (Hyogo Univ. Health Sci., Hyogo, JPN)
資料名： Chemical Communications  (Chemical Communications)
巻： 47  号： 17  ページ： 5073-5075  発行年： 2011年05月07日 
JST資料番号： D0376B  ISSN： 1359-7345  CODEN： CHCOFS  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Hg²⁺によるチオカルボニル基の脱硫反応によって生成するカルボニル基の強い蛍光を利用する蛍光プローブとして7-ヒドロキシ-3-チオウレイドクマリン誘導体を検討した。7-ヒドロキシ-3-アセチルチオウレイドクマリンがHg²⁺およびAg⁺に対して特異的に蛍光プローブとして機能し,pHおよび添加物を選ぶことによってHg²⁺のみに特異的に機能することを見いだした。N-置換基の効果を調べ,脱硫反応の反応速度に対する水素結合の寄与を明らかにした。

シソーラス用語： *プローブ ,  *金属イオン ,  *水銀化合物 ,  *銀化合物 ,  水素結合 ,  ウレア化合物 ,  有機硫黄化合物 ,  脱硫反応 ,  pH依存性 ,  添加物効果 ,  *酸素複素環化合物
準シソーラス用語： チオ尿素誘導体 ,  *銀イオン ,  *蛍光プローブ ,  *水銀イオン

分類 (3件)： 有機化合物のルミネセンス  (BM08094A) ,  分析機器  (CC02020S) ,  ピランの縮合誘導体  (CF07093I)

物質索引 (6件)： 3-(3-アセチルチオウレイド)-7-ヒドロキシクマリン ,  3-(3-アセチルウレイド)-7-ヒドロキシクマリン ,  3-(3-エチルチオウレイド)-7-ヒドロキシクマリン ,  3-(3-アセチル-1-メチルチオウレイド)-7-ヒドロキシクマリン ,  3-(3-エチルウレイド)-7-ヒドロキシクマリン ,  3-(3-アセチル-1-メチルウレイド)-7-ヒドロキシクマリン

タイトルに関連する用語 (3件)： 蛍光スイッチ ,  クマリン ,  蛍光プローブ