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J-GLOBAL ID：201102292638627532   整理番号：11A0826247

低炭素・循環型社会を先導するGSC-持続可能な社会を目指す化学技術の過去・現在・未来-航空機の軽量化を支える炭素繊維複合材料

著者 (1件)： 北野彰彦 (東レ 複合材料研)
資料名： 化学と教育  (Chemistry & Education)
巻： 59  号： 4  ページ： 226-229  発行年： 2011年04月20日 
JST資料番号： G0942A  ISSN： 0386-2151  CODEN： KAKYEY  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 環境,資源問題への関心の高まりから,今後航空機構造の標準材料になると考えられる,軽くて強い炭素繊維複合材料(CFRP)についてその特徴を中心に紹介した。まず,日本発であるポリアクリロニトリル系炭素繊維の開発の歴史と今後の展望について概説した。次に,炭素繊維との接着性に優れるエポキシ樹脂を用いたCFRPの製造とその特徴について記述した。さらに,航空機への複合材料適用の歴史と製品のCO₂排出量を評価するLCAについて示した。最後に,環境素材であるCFRPを使用して省エネ効果を増大させるために課題となっているCFRPの生産性向上について記述した。

シソーラス用語： 科学技術 ,  *航空機 ,  軽量化 ,  *炭素繊維 ,  *繊維強化プラスチック ,  研究開発 ,  技術展望 ,  エポキシ樹脂 ,  プリプレグ ,  積層材料 ,  ライフサイクルアセスメント ,  生産性向上 ,  省エネルギー
準シソーラス用語： 化学技術

分類 (2件)： 宇宙飛行体材料,航空機材料  (YH06070I) ,  繊維材料一般  (YM01070O)

引用文献 (7件)：

• HULL, D. 複合材料入門. 1984
• KELLY, A. 複合材料. 1971
• 大谷杉郎. 炭素繊維. 1986
• 進藤昭男. セラミックス. 1986, 21, 941
• 林毅編. 複合材料工学. 1971

タイトルに関連する用語 (9件)： 炭素 ,  循環型社会 ,  持続可能な社会 ,  化学 ,  未来 ,  航空機 ,  軽量化 ,  炭素繊維 ,  複合材料