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J-GLOBAL ID：201102292678923762   整理番号：11A1438129

シリカフューム混入高強度モルタルのオートクレーブ養生温度低温化

Lowering Autoclave Curing Temperature of High Strength Mortar Containing Silica Fume

著者 (5件)： 山口晋 (日本大 生産工) ,  越川茂雄 (日本大 生産工) ,  町長治 (日本大 生産工) ,  鵜澤正美 (太平洋セメント 中研) ,  伊藤義也 (日本大 生産工)
資料名： Journal of the Society of Inorganic Materials, Japan  (Journal of the Society of Inorganic Materials, Japan)
巻： 18  号： 354  ページ： 254-259  発行年： 2011年09月01日 
JST資料番号： F0275A  ISSN： 1345-3769  CODEN： JSIJFR  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： コンクリート製品の一部ではオートクレーブ養生,すなわち180°C10気圧以下の高温高圧養生で製造されているが,環境負荷低減の観点から養生温度の低温化が重要である。本研究では,養生温度を約150°Cまで下げること,圧縮強度を150N・mm^-2以上にすることを目標とした。シリカヒュームを含む200N・mm^-2級の高強度繊維強化コンクリートのプレミックス粉末を用いた高強度モルタルを使用し,養生温度を変化して力学的特性,細孔構造などへの影響を検討した。前置き養生時間を72hに長くすることにより,養生温度150°Cでも180°Cと同等の圧縮強度が得られた。養生温度の低温化には反応性の高いシリカヒュームの添加が有望であった。3~6nmのゲル空間が多いほど圧縮強度は高くなった。

シソーラス用語： *モルタル ,  繊維強化コンクリート ,  シリカヒューム ,  蒸気養生 ,  *養生 ,  温度 ,  低温 ,  減少 ,  負荷 ,  環境保全 ,  微細構造 ,  細孔構造 ,  圧縮強さ ,  保持時間 ,  機械的性質 ,  弾性係数 ,  空隙率 ,  細孔径 ,  細孔径分布 ,  X線回折 ,  走査電子顕微鏡 ,  応力歪曲線 ,  応力歪特性 ,  体積 ,  繊維強化モルタル ,  オートクレーブ養生 ,  養生温度 ,  環境負荷低減 ,  細孔容積 ,  二酸化炭素排出量削減 ,  強度 ,  性質 ,  曲線 ,  線 ,  特性
準シソーラス用語： 微細組織 ,  二酸化炭素排出削減

分類 (1件)： 骨材  (YC05060B)

引用文献 (10件)：

• 管一雅. 日本コンクリート工学年次論文集. 2006, 28, 1, 635-640
• TAYLOR, H. F. W. Cement chemistry. 1990, 341
• 三谷裕二. 第63回セメント技術大会講演要旨, 2009. 2009, 60-61
• 山口晋. 第65回土木学会年次学術講演会, 2010. 2010, 827-828
• 山口晋. 第43回日本大学生産工学部学術講演会, 2010. 2010, 127-128

タイトルに関連する用語 (6件)： シリカフューム ,  混入 ,  高強度モルタル ,  オートクレーブ ,  養生温度 ,  低温化