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J-GLOBAL ID:201102292687011180   整理番号:11A0531218

グルタミン酸は間葉系幹細胞のシスチン/グルタミン酸対向輸送体を通して脂肪細胞分化よりも骨芽細胞形成を選択的に抑制する

Glutamate Preferentially Suppresses Osteoblastogenesis Than Adipogenesis Through the Cystine/Glutamate Antiporter in Mesenchymal Stem Ce11s
著者 (7件):
資料名:
巻: 226  号:ページ: 652-665  発行年: 2011年03月 
JST資料番号: E0042B  ISSN: 0021-9541  CODEN: JCLLA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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この研究において,間葉系幹細胞の骨芽細胞分化の基盤となるメカニズムにおけるGluの役割を評価した。実験系として,幾つかの脂肪細胞分化インデューサと共に培養した間葉系幹細胞系C3H10T1/2細胞,組換Runx2アデノウイルス感染C3H10T1/2細胞及びマウス骨髄間質細胞(BMSC)を用いた。その結果,Gluへの持続的曝露はC3H10T1/2細胞での脂肪細胞分化マーカー発現への影響なしに細胞内GSHレベルの減少と関連して骨芽細胞マーカー発現の顕著な減少を誘導した。Gluへの持続的曝露は骨芽細胞への分化を阻害したが,脂肪細胞へのそれを阻害せず,培養マウスBMSCの細胞群に関して,細胞外Gluは間葉系幹細胞の脂肪細胞分化よりもむしろ骨芽細胞形成を選択的に抑制することを示唆した。また,シスチンはGSHレベル及びRunx2動員のGluによる低下を妨害した。これらの結果から,Gluは間葉系幹細胞で発現するシスチン/Glu酸対向輸送体を通して脂肪細胞よりも骨芽細胞への分化初期で負調節因子として役割を果たすことを示唆した。
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分類 (3件):
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生物学的機能  ,  細胞生理一般  ,  細胞膜の輸送 
物質索引 (5件):
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