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J-GLOBAL ID:201102292772790512   整理番号:11A0581720

世界自然遺産地域における自然環境の変化・動態の解明に関する研究

著者 (4件):
資料名:
巻: 2005  ページ: ROMBUNNO.50-I  発行年: 2005年 
JST資料番号: X0280B  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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白神山地の自然環境を将来にわたって保全していくためには,自然生態系,特にブナ林の森林構造やその動態を把握し,モニタリングで得られた結果を保全管理に反映させていくことが重要である。本研究は,櫛石山周辺6km2を対象に航空機計測による空中レーザースキャナ計測を行い,地盤高・樹高(DTM:Digital Terrain Model・DSM:Digital Surface Model)のデータを収集するとともに,現地検証調査を実施し,同空中レーザースキャナ計測データの精度比較検証を実施した。併せて,ハイパースペクトルセンサによる樹種判別についても検討を行った。白神山地に形成されるブナ林は,比較的急峻な地形上に展開し,台風,風雪,更には斜面崩壊等の様々な要因により,倒木や幹折等が絶えず繰り返されている。そのため,ブナ林の動態を調査するためには,多面的観点からのモニタリング,並びに情報管理が必要とされる。平成10(1998)年度からは,保全・管理を目的に,モニタリングに関する各種取り組みが継続されている。過年度モニタリングにおいては,環境情報を的確に収集することに加えて,動植物への影響を最小限に抑えるため,モニタリング項目ごとに適正な調査時期や回数が規定され,地盤高推定に代表される広域モニタリング手法の開発が急務であると指摘された経緯がある。本研究では,リモートセンシングにより収集された環境情報(地盤高,傾斜角度,傾斜方位,樹高,樹種,積雪深,三次元構造)を,地理情報システム(以後,GIS)を介して解析・集計することで,ブナ林動態に対する各種要因を検討することができた。リモートセンシング技術は,広域な環境情報を,安全,かつ迅速に収集し,各種主題図作成に利用することができる手法として期待される。さらに,観測された情報は,GISを介して情報管理することにより,保全管理事業への展開が望まれる。
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分類 (3件):
分類
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自然保護  ,  リモートセンシング一般  ,  植物生態学 
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
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