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J-GLOBAL ID:201102292826009404   整理番号:11A1841354

洪水氾濫シミュレーションを用いた信玄堤の治水能力の再評価-御勅使川沿いの治水施設群に着目して-

Reevaluation of Shingen-tsutsumi Based on Inundation Flow Simulations with Special Focus on the Flood Control Facilities along the Midai River
著者 (3件):
資料名:
巻: 84  号:ページ: 553-571  発行年: 2011年11月01日 
JST資料番号: L0477B  ISSN: 1883-4388  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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山梨県甲府盆地の西部,釜無川と御勅使川の合流部付近には信玄堤と呼ばれる治水施設群がある。信玄堤に関する歴史的研究では,近世以降に築かれた可能性や,自然に起こった流路変遷を固定化するための工事であるという見解が示されてきた。しかしながら,自然科学的研究は少ないため,本研究では洪水氾濫シミュレーションを行って,これらの治水能力を再評価した。現在の地形をスムージングした地形に各施設(石積出,白根将棋頭,竜岡将棋頭,堀切,竜王川除,かすみ堤)を配置し,dynamic wave modelによる御勅使川の洪水氾濫シミュレーションを行った。その結果,御勅使川の過去の流路が再現され,各治水施設が及ぼす影響を確認できた。これによると,石積出→白根将棋頭→堀切→高岩(岩壁)→竜王川除という順に設置されなければ,信玄堤は有効に機能しない。つまり,これらの施設は近世より前に短期間のうちに意図的に築かれた可能性が高く,既存の歴史的研究成果とは異なる結果が得られた。(著者抄録)
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洪水対策 
引用文献 (15件):
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