文献

J-GLOBAL ID：201102292954963633   整理番号：11A1202855

グラフト型水不溶性重合抗微生物材料の抗菌特性およびメカニズム

Antibacterial Characteristics and Mechanism of Water-insoluble Polymeric Antimicrobial Material with Grafting Type

著者 (3件)： Du Ruikui (Dep. of Chemical Engineering, North Univ. of China, Shanxi, Taiyuan) ,  Liu Qing (Dep. of Chemical Engineering, North Univ. of China, Shanxi, Taiyuan) ,  Gao Baojiao (Dep. of Chemical Engineering, North Univ. of China, Shanxi, Taiyuan)
資料名： Guocheng Gongcheng Xuebao  (Guocheng Gongcheng Xuebao)
巻： 10  号： 3  ページ： 613-618  発行年： 2010年 
JST資料番号： W0401B  ISSN： 1009-606X  CODEN： CJPEB5  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： クロロメチル化ポリスチレンを,シリカゲル表面上にグラフト化したグラフト化粉粒体CMPSt/SiO2を,開始材料として用い,そして,試薬として,トリエチルアミン,トリブチルアミンおよびトリフェニルホスフィンを用いて,四級化および四級ホスフィン反応を行い,2種類の複合粒子(QN-PSt/SiO_2およびQP-PSt/SiO_2)を生成した。それらは,高性能の水不溶性材料であった。主に2つの複合粒子の抗微生物特性を,疾患誘導細菌として大腸菌を用いて,生菌プレート計数法によって,研究した。それらの化学構造と抗菌特性の間関係を調査した。それらの抗菌メカニズムを,細胞外DNAおよびRNAの測定によって調査した。実験結果により,2つの複合材料は,高い抗菌活性を持ち,特にQP-PSt/SiO_2の抗微生物率は,100%に達した。抗菌群の表面密度および化学構造は,複合粒子の抗菌特性に影響を及ぼす主要因子であった。高い四級度合をもつ複合粒子は,より強い抗菌能力を持った。ホスフィン塩型のQP-PSt/SiO_2の抗菌活性は,四級アンモニウム塩型のQN-PSt/SiO_2より非常に強かった。トリ-n-ブチルアミンによって調製したQN-PSt/SiO_2は,トリエチルアミンによって調製したものより強い抗菌能力を持った。QN-PSt/SiO_2およびQP-PSt/SiO_2の抗微生物メカニズムは,殺菌過程に基づいた。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST

シソーラス用語： 重合 ,  *材料 ,  抗細菌作用 ,  クロロメチル化ポリスチレン ,  シリカゲル ,  改変 ,  抗微生物作用 ,  大腸菌 ,  グラフト化【化学修飾】
準シソーラス用語： 抗菌性 ,  グラフト化 ,  抗微生物特性

分類 (1件)： 微生物学(ウイルス以外)一般  (EG03010C)

タイトルに関連する用語 (6件)： グラフト ,  水不溶 ,  重合 ,  微生物材料 ,  抗菌 ,  メカニズム