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J-GLOBAL ID:201102293204129344   整理番号:11A0119313

ブロイラー鶏の大腸菌症に対する治療因子としてニワトリから分離したバクテリオファージによる効果

Efficacy of a bacteriophage isolated from chickens as a therapeutic agent for colibacillosis in broiler chickens
著者 (6件):
資料名:
巻: 89  号: 12  ページ: 2589-2596  発行年: 2010年12月 
JST資料番号: B0579A  ISSN: 0032-5791  CODEN: POSCA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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家禽の大腸菌症を引き起こすEscherichia coli 078:K80に対する溶解性バクテリオファージEC1の効果を,480羽の1日齢の雛を用いて試験した。各群は30羽1ペンを4反復とし,対照群(I群及びII群)の鳥にはPBSまたはバクテリオファージEC1を接種した。III群にはE.coliを感染し,感染後2時間にEC1を接種して,IV群にはE.coliの同レベルの感染のみとした。接種はすべて気管内とした。感染結果は,E.coli感染が感染群では強くなかった。肺中に認めたE.coliを寒天培地により計数し,III群では非感染処置より有意に少なかった。E.coli分離頻度もファージ処置では低く,種々な時点の血液中に全く検出できず,肝臓,心臓,及び脾臓からのみ感染1日後にE.coliを分離確認した。E.coli感染+EC1処置群の体重は対照群と有意差はなく,感染21日後に感染非処置群より高かった。3週間後の総死亡率はEC1非処置では83.3%を示し,感染+EC1処置では13.3%であった。結果はバクテリオファージEC1はin vivoでの有効性を示し,大腸菌症の処置に応用できることを示していた。
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
鶏  ,  細菌による動物の伝染病 

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