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J-GLOBAL ID:201102293244082014   整理番号:11A0818157

ジピコリルアミンを配位子とする硫黄架橋複核モリブテン(V)錯体の構造解析

著者 (3件):
資料名:
号: 36  ページ: 3-8  発行年: 2010年12月20日 
JST資料番号: L6077A  ISSN: 1341-402X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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我々は,硫黄架橋Mo2O2S2骨格をもつアクア錯体,[Mo2O2S2(H2O)6]2+(A)の配位子をアクアから嵩高い配位子であるhydrotris(1-pyrazolyl)borate(Tp=C9H10N6B-)に置換することにより,様々な有機溶媒に可溶な,Mo2O2S2骨格をもつTp錯体,[Mo2O2S2(Tp)2]・CH2Cl2([B]・CH2Cl2)を合成し,そのX線結晶構造を明らかにしてきた。今回,錯体Aと2,2′-Dipicolylamine(DPA=C12H13N3)との反応より,Mo2O2S2骨格をもつDPA錯体,[Mo2O2S2(DPA)2]Cl2・3H2O([C]Cl2・3H2O)を単離することに成功し,そのX線結晶構造を明らかにすることに成功した。結晶学的データは次の通り;Crystal System triclinic,Space Group P-1(#2),Lattice Parameters,a=12.716(2)Å,b=16.210(2)Å,c=16.242(2)Å,α=69.579(4)deg.,β=89.150(5)deg.,γ=88.171(5)deg.,V=3136.0(6)Å3,Z=4,R1=0.067,Rw=0.243。また,錯体Cの結晶を用いて行ったCHN元素分析の結果も,X線結晶構造解析から確認した構造の計算値とよい一致を示した。[C]Cl2・3H2OのCHN元素分析の分析結果は次の通り;[Mo2O2S2(DPA)2]Cl2・3H2O fw=811.46Anal.Calcd for[Mo2O2S2(DPA)2]Cl2・3H2O:C,35.52;H,3.97;N,10.36。Found:C,35.31;H,3.76;N,10.04。(著者抄録)
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分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
第6族,第7族元素の錯体 

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