抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
化粧品GMP(ISO22716)について,その経緯と基本的な考え方,また,その位置づけについて,まず,記述した。その上で,化粧品GMP(ISO22716)で規定されている文書化に関わる要求事項を列挙して,手順書の作成の仕方について述べた。それは(1)文書化の目的,(2)文書は手順書,指示書,規格書,プロトコール,報告,記録等からなること,(3)文書は紙の文書でも電子データでも良い,(4)文書は標題,性格,目的,また,作業,予防処置,適用手段等を記述,(5)文書の要件として,読みやすく包括的であること,使用前の権限所有者の承認,署名と日付を記載すること,文書の作成,配布,改訂,廃止を行い,最新版がわかるように管理すること,等,(6)原本は保管管理し,コピーを用いる,(7)保管期間は法規に従う,(8)バックアップデータを保管することである。また,手順書の使われ方を考慮した「使う立場」で作成することを強調した。