抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
視聴者が専用眼鏡を必要としない3D(立体視)方式を実現する技術は従来からあったが,3D精細度が十分でなく,画面上の輝度の明暗であるモアレが発生して精細な表示が阻害されることがあった。また,精細度の対称性が悪い,左右上下方向の対称性が悪いなど画質にも課題があった。更に,量産に対応するためにレンチキュラシートを液晶ディスプレイ(LCD)に高精度に貼り合せる技術が必要であった。今回東芝が開発したグラスレス3Dレグザでは,自然で見やすい3D方式であるインテグラルイメージング(II:Integral Imaging)方式を採用した。この方式を実現するために,垂直レンチキュラシートと横ストライプ色配列による3D精細度の対称性向上,斜め画素によるモアレ抑制,フルHD(1,920×1,080画素)の4倍の画素数を持つ超高精細LCDによる高精細3D表示,高精度貼合せ技術,及び高輝度LEDバックライト技術を開発した。(著者抄録)