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J-GLOBAL ID:201102293927848667   整理番号:11A1277057

エンハンサートラップスクリーンを仲介するTol2トランスポゾンによる血管特異的トランスジェニックゼブラフィッシュの作製及びキャラクタリゼーション

Generation and Characterization of Blood Vessel Specific EGFP Transgenic Zebrafish via Tol2 Transposon Mediated Enhancer Trap Screen
著者 (8件):
資料名:
巻: 37  号:ページ: 720-727  発行年: 2010年 
JST資料番号: C2183A  ISSN: 1000-3282  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 英語 (EN)
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心臓血管は,はい発生の初期段階で形成し,他の器官の発生・維持・再生させることができる。血管の不均衡な成長は,多くの病理学上の傷害を起こす。しかし,血管の発生に関与する遺伝子は不明な部分が多く残されている。ゼブラフィッシュ(Danio rerio)は,発生研究特に心臓血管形成を研究するための理想的な脊椎動物のモデル動物である。血管特異的なEGFP発現をしている26匹のトランスジェニックゼブラフィッシュ株を,ゼブラフィッシュにおけるTol2トランスポゾンのよって仲介した大規模なエンハンサートラップスクリーン法で同定した。これらの株におけるEGFP発現は,異なる血管部分で異なっており且つユニークなパターンを示した。Tol2挿入部位側方のゲノム配列を22匹の株からリンカー仲介PCR法でクローニングし,17の配列は,ゼブラフィッシュゲノムアセンブリ内にユニークな位置にマップ化できた。in situハイブリダイゼーション(ISH)におけるRNA全体量における対応する株の中のEGFPレポーター遺伝子を再利用するために,9匹のトランスジェニック株からの8つの側方遺伝子の発現を行った。これら遺伝子の中で3つの遺伝子hhex,ets1a,dusp5は,心臓血管形成に重要であることが知られている。hhexとets1aは,造血因子前駆体でも発現しているので,これらのトランスジェニックゼブラフィッシュは造血及び血管形成を研究するのに極めて有用である。残りの遺伝子,zvsg1,micall2a,arl8b(2つの中の1),zgc:73355,hecw2(2つの中の1)は,ゼブラフィッシュにおいて新規であるか機能的に不明な遺伝子である。これら魚株及び対応する遺伝子に関する更なる研究は,血管芽細胞形成,分化,心臓血管系にとって重要な遺伝子及びエンハンサーエレメント等を含む血管発生機構に重要な知見を与える。更に,これらのトランスジェニック魚株は医薬品発見のための小分子スクリーニングに非常に貴重な貢献をすることが考えられる。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (2件):
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遺伝子操作  ,  血管系 

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