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J-GLOBAL ID：201102294138123743   整理番号：11A0165560

溶液中でフラーレンセンタを有する星状高分子の構造及び自己集合の中性子散乱研究

Neutron Scattering Studies of Structure and Self-Assembly of Star-Shaped Polymers with Fullerene Centres in Solutions

著者 (3件)： LEBEDEV Vasily (Petersburg Nuclear Physics Inst., St. Petersburg distr., RUS) ,  VINOGRADOVA Lyudmila (Inst. Macromolecular Compounds, S. Petersburg, RUS) ,  TOEROEK Gyula (Res. Inst. Solid State Physics and Optics, Budapest, HUN)
資料名： Macromolecular Symposia  (Macromolecular Symposia)
巻： 296  ページ： 183-188  発行年： 2010年 
JST資料番号： D0318C  ISSN： 1022-1360  CODEN： MSYMEC  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 溶液中での星状高分子の挙動について検討した。フラーレンコアを有する星状高分子,単一コア星状C₆₀(PS)_f(f=6)及びフラーレンが[Si-(CH₃)₂]ブリッジで連結した12腕(PS)_fC₆₀-[Si-(CH₃)₂]-C₆₀(PS)_f(f=6)を,”リビング”鎖法により合成した。単一フラーレンにグラフトした極性及び非極性鎖(テトラブチルメタクリラート,PS)の6対を有する12腕星状(PS)_fC₆₀(PTMBA)_f(f=6)(ハイブリッド)も合成した。得られたこれらフラーレンコア星状高分子の重水素化トルエン中での特性を中性子散乱測定により評価した。検討の結果,これらフラーレンコア星状高分子システムにおいては,Si-(CH₃)₂]ブリッジで連結した二つのフラーレンから構成されたコアは,星状異方性相互作用を誘起し,鎖様構造(相関半径~400-600nm)に会合すること,一方,ポリスチレン及びハイブリッドの単一コア星状高分子は,形状がポリマ含量変化により変化しない球状星団(サイズ~10³nm)を構成することなどが分かった。

シソーラス用語： 異方性 ,  球状星団 ,  *溶液 ,  *フラーレンC60 ,  *星状重合体 ,  *自己集合 ,  中性子散乱 ,  *ポリスチレン ,  ポリメタクリル酸エステル ,  ケイ素化合物 ,  重水素化 ,  相互作用 ,  会合 ,  形態 ,  アルキルベンゼン

分類 (1件)： 高分子溶液の物理的性質  (CG02013S)

物質索引 (1件)： トルエン

タイトルに関連する用語 (7件)： 溶液 ,  フラーレン ,  センタ ,  星状高分子 ,  自己集合 ,  中性子散乱 ,  研究