文献
J-GLOBAL ID:201102294274544574   整理番号:11A1460789

ヒト多能性幹細胞上のSSEA-5グリカンに対する抗体によって奇形腫形成細胞を除去する

An antibody against SSEA-5 glycan on human pluripotent stem cells enables removal of teratoma-forming cells
著者 (15件):
資料名:
巻: 29  号:ページ: 829-834  発行年: 2011年09月 
JST資料番号: H0870A  ISSN: 1087-0156  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
ヒトの胚性幹細胞および人工多能性幹細胞(hESCおよびhiPSC)をはじめとするヒト多能性幹細胞(hPSC)の臨床応用には,残存する未分化細胞による奇形腫の形成という重大なリスクがある。我々は,hESCに対するモノクローナル抗体を作製し,抗発生段階特異的胎児性抗原5(SSEA-5)と命名した。これは,hPSC上で強く特異的に発現するこれまで未同定であった抗原,H1型グリカンに結合する。蛍光活性化細胞選別法(FACS)によるSSEA-5の発現に基づく分離により,分化が不均質な培養物の奇形腫形成能は大幅に低下した。奇形腫形成細胞をすべて確実に除去するため,我々は,分化時に発現のダイナミックレンジが広い別の多能性表面マーカー(PSM),CD9,CD30,CD50,CD90,およびCD200を同定した。ヒト胎児組織の免疫組織化学的解析,およびマイクロアレイデータベースを対象とするバイオインフォマティクス解析の結果,そのマーカーの同時発現がhPSCに共通で特異的であることがわかった。SSEA-5および別の2つのPSMに対する抗体による免疫除去により,分化が不完全な培養hESCの奇形腫形成能は完全に排除された。Copyright Nature Publishing Group 2011
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
細胞生理一般  ,  細胞・組織培養法  ,  基礎治療学  ,  抗原・抗体・補体の生産と応用 
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る