抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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東広島市で高齢化率の高い数地区を選定して高齢者の外出行動特性についてアンケート意識調査を行い,現状把握と今後の課題について提言した。外出頻度は週1回以上でほぼ9割に達するが,75歳を境とする年齢,同居家族の有無によっても影響を受けていた。外出場所は病院や田畑,買い物がほとんどで,滞在時間は1日平均4時間以内であった。移動手段は車に頼るケースが多いのが現状であるが,「高齢化で車を運転できなくなる不安」を抱えており,公共交通機関運行の増加が期待された。外出場所以上の結果から,高齢者の外出頻度の機会増加を考慮した各種施策実施を含むまちづくりのあり方の探求が今後の課題である。