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J-GLOBAL ID:201102294564530909   整理番号:11A2001039

日本の最近の多収イネ(Oryza sativa L.)品種における窒素獲得とその成長および収量との関連性

Nitrogen acquisition and its relation to growth and yield in recent high-yielding cultivars of rice (Oryza sativa L.) in Japan
著者 (1件):
資料名:
巻: 57  号:ページ: 625-635  発行年: 2011年10月 
JST資料番号: W1879A  ISSN: 0038-0768  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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過去20年間にわたって,日本では多用途米としての多収品種が育成されてきており,玄米収量で9tha-1(籾重では約11.25tha-1)以上が何度も記録されてきている。大粒ジャポニカ品種の「秋田63号」,極穂重型インディカ品種の「タカナリ」および「西海198号」,穂重型ジャポニカ品種「ふくひびき」などである。このような最近の超多収品種の収量は玄米重として9.4~11.6tha-1であり,「トヨニシキ」や「日本晴」などの標準品種と比べて1.2~1.7倍の収量を誇る。シンク量(千粒重×単位面積当りの穂数)は47~62%高く,これはシンク形成のための窒素利用効率(成熟時の地上部における全Nの単位量当りのシンク量)が1.1~1.4倍高いためである。以上の結果から,最近の多収品種の多収ポテンシャルは,シンク形成のための窒素利用効率が高く,小穂への乾物の転流が効率的であることが示唆される。
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分類 (3件):
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作物の品種改良  ,  稲作  ,  植物栄養 
引用文献 (28件):
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