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J-GLOBAL ID：201102294590199412   整理番号：11A0138980

「安全な」リチウム電池用負極および周辺マテリアル なぜ,今「負極」の安全性が注目されているのか?

著者 (1件)： 鳶島真一 (群馬大 大学院工学研究科)
資料名： 月刊Material Stage  (マテリアルステージ)
巻： 10  号： 8  ページ： 30-33  発行年： 2010年11月10日 
JST資料番号： L5969A  ISSN： 1346-3926  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： リチウムイオン電池(LIB)は,高エネルギー密度二次電池の開発・商品化の歴史の中で,安全な負極を有する製品として登場した。しかし,LIBも誤使用や製造不良等があった場合には発火・破裂することから,日本国内では安全性確保のための法規制がある。LIBについて,開発・商品化の歴史と安全性の関係,新負極開発ニーズの背景,安全性に関する法規制の現状,新負極材料の研究状況などを紹介した。市場要求に応えるためには,性能と信頼性の飛躍的向上が要求される。このためには,新負極材料の開発と共に,負極活物質を使いこなす負極表面処理などの実用技術の開発が必要である。

シソーラス用語： *リチウムイオン電池 ,  *安全性 ,  *エネルギー密度 ,  電極材料 ,  カソード ,  法規制 ,  表面改質 ,  表面処理 ,  リチウム ,  リチウム合金 ,  複合材料 ,  エネルギー変換 ,  電気自動車 ,  電力貯蔵
準シソーラス用語： 化学エネルギー ,  活物質 ,  表面保護 ,  負極 ,  負極材料

分類 (1件)： 二次電池  (YB04030K)

引用文献 (2件)：

• 読売新聞,「リチウム電池膨らむ需要」, 2009年11月23日
• P. Poizot, S. Laruelle, S. Grugeon, L. Dupont and J-M. Tarascon, Nature, 407, 498(2000)

タイトルに関連する用語 (6件)： リチウム電池 ,  負極 ,  周辺 ,  マテ ,  安全性 ,  注目