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J-GLOBAL ID：201102294655355204   整理番号：11A0823823

低収縮型高炉セメントA種を用いたコンクリートのひび割れ抵抗性に関する研究

STUDY ON CRACK RESISTANCE OF CONCRETE USING A NEW BLAST FURNACE CEMENT TYPE A WITH LOW SHRINKAGE

著者 (4件)： 藤原浩已 (宇都宮大 大学院工学研究科) ,  横室隆 (足利工大 工) ,  鯉渕清 (デイ・シイ) ,  小山田邦弘 (宇都宮大 大学院工学研究科)
資料名： セメント・コンクリート論文集  (Cement Science and Concrete Technology)
号： 64  ページ： 265-271  発行年： 2011年02月25日 
JST資料番号： F0276A  ISSN： 0916-3182  CODEN： SKROER  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 新たに開発した低収縮型高炉セメントA種を用いたコンクリートの強度発現性を明らかにし,圧縮強度一定の場合と水セメント比一定の場合におけるひび割れ抵抗性について,普通コンクリートとの比較検討を行った。得られた主な結果は,1)低収縮型高炉セメントを用いたコンクリートの圧縮強度は普通コンクリートに比較して初期強度が若干低下するが,長期強度は増大する,2)圧縮強度一定の場合,AKC-1を用いたコンクリートは普通コンクリートよりもひび割れ抵抗性が低下するが,AKC-2を用いたコンクリートは向上する,3)水セメント比一定の場合,AKC-2を用いたコンクリートはOPCよりも収縮が小さくなり,ひび割れ抵抗性が向上する可能性を有する。

シソーラス用語： *高炉セメント ,  *コンクリート ,  *亀裂 ,  圧縮強さ ,  水セメント比 ,  収縮 ,  乾燥収縮
準シソーラス用語： ひび割れ ,  圧縮強度 ,  自己収縮

分類 (1件)： モルタル,コンクリート  (RA06042H)

引用文献 (6件)：

• 1) 樋口雅也:コンクリートの環境負荷評価における環境要因に関する基礎的検討、コンクリート工学年次論文集、vol.24、No.2、pp.1531-1542 (2002)
• 2) 久保征則ほか:高炉セメントを用いたコンクリートの自己収縮に関する実験的研究、コンクリート工学年次論文報告集、Vol.19、No.1、pp.763-768 (1997)
• 3) 遠藤裕悦ほか:高炉スラグ微粉末を用いたコンクリートの長期強度に関する実験的研究、コンクリート工学年次論文報告集、Vo.1、No.1、pp.361-366 (1989)
• 4) 曽根徳明ほか:低発熱型高炉セメントに関する実験的研究、日本建築学会構造系論文報告集、第451号、pp.9-18 (1993)
• 5) 田澤栄一ほか:セメント系材料の自己収縮に及ぼす結合材および配合の影響、土木学会論文集、No.502/V-24、pp.43-52 (1994)

タイトルに関連する用語 (6件)： 収縮 ,  高炉セメント ,  コンクリート ,  ひび割れ ,  抵抗性 ,  研究