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J-GLOBAL ID：201102294667611273   整理番号：11A0574499

異常を診る,鮮やかに観る,綺麗に魅せる プロジェクタカメラを用いた見かけの制御技術

著者 (2件)： 天野敏之 (奈良先端科学技術大学院大) ,  加藤博一 (奈良先端科学技術大学院大)
資料名： 画像ラボ  (Image Laboratory)
巻： 22  号： 3  ページ： 29-36  発行年： 2011年03月10日 
JST資料番号： L2340A  ISSN： 0915-6755  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 見かけの制御技術とは,動的な補正光投影により物体の見た目を光学的に制御する技術で,異常を診る,見分けにくい物を視る,鮮やかに観る,綺麗に魅せることを可能にする新しい技術である。期待される応用としては,産業応用,医療福祉応用,デザイン支援,色校正補助,インテリジェント照明等が考えられる。見かけの制御を実現するシステムは,ビデオプロジェクタとカメラからなるフィードバック系で構成され,白色照明での見かけの推定とモデル予測制御を用いることで彩度強調,色彩除去,エッジ強調,色相調整,明度均一化など,現実世界の見かけをあたかもフォトレタッチソフトを操るように自在に制御することができる。本稿では,この全く新しい技術である見かけの制御技術の動作原理と制御結果を示す。(著者抄録)

シソーラス用語： *画像処理システム ,  制御 ,  投影法【図法】 ,  *画像補正 ,  照明条件 ,  *投影機 ,  *カメラ ,  フィードバック ,  予測制御 ,  彩度 ,  画像強調 ,  色相 ,  明度 ,  モデル予測制御 ,  外観
準シソーラス用語： エッジ強調 ,  *プロジェクター ,  外見 ,  *見かけの制御

分類 (3件)： 図形・画像処理一般  (JE04010I) ,  表示機器  (NC06030Q) ,  撮像・録画装置  (ND12032E)

タイトルに関連する用語 (2件)： プロジェクタ ,  制御技術