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J-GLOBAL ID：201102294683710257   整理番号：11A0288821

サイトゾルpHによる嚢胞性線維症膜コンダクタンス制御因子(CFTR)活性の調節およびゲニステイン結合

Modulation of Cystic Fibrosis Transmembrane Conductance Regulator (CFTR) Activity and Genistein Binding by Cytosolic pH

著者 (4件)： MELANI Raffaella (Istituto Giannina Gaslini, Genoa, ITA) ,  TOMATI Valeria (Istituto Giannina Gaslini, Genoa, ITA) ,  GALIETTA Luis J. V. (Istituto Giannina Gaslini, Genoa, ITA) ,  ZEGARRA-MORAN Olga (Istituto Giannina Gaslini, Genoa, ITA)
資料名： Journal of Biological Chemistry  (Journal of Biological Chemistry)
巻： 285  号： 53  ページ： 41591-41596  発行年： 2010年12月31日 
JST資料番号： E0038A  ISSN： 0021-9258  CODEN： JBCHA3  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 内皮細胞の頂端膜で発現する塩素イオンチャネルである嚢胞性線維症膜コンダクタンス制御因子(CFTR)は増強物質により活性が上昇するが,高濃度の増強物質では逆に阻害される。CFTRをトランスフェクトしたラット甲状腺上皮細胞を用いて,サイトゾルpH(pHi)がCTFR活性に及ぼす影響ならびに増強物質の一つであるゲニステインとCTFRとの結合に及ぼす影響を調べた。pHi6,7.35および8で調べたところ,pHiの上昇に従い活性は上昇し,ゲニステインとの解離定数も上昇した。CTFRのシステイン残基を変異させ解析したところCys-491がゲニステインとの結合に関与することが示された。

シソーラス用語： *嚢胞性線維症 ,  *塩素チャンネル ,  サイトゾル ,  pH依存性 ,  解離平衡 ,  結合部位 ,  アミノ酸残基 ,  気道 ,  窒素複素環化合物 ,  キノリジジンアルカロイド ,  架橋化合物 ,  脂肪族アミン ,  チオール ,  脂肪族カルボン酸 ,  含硫アミノ酸 ,  第一アミン
準シソーラス用語： *CFTR

分類 (2件)： 細胞膜の輸送  (EF04020R) ,  呼吸器の基礎医学  (GI01020H)

物質索引 (2件)： ゲニステイン ,  システイン

タイトルに関連する用語 (7件)： サイトゾル ,  pH ,  嚢胞性線維症膜コンダクタンス制御因子 ,  CFTR ,  活性 ,  調節 ,  ゲニステイン