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J-GLOBAL ID:201102294812073889   整理番号:11A0793311

エキソームの塩基配列解析によって急性単球性白血病においてDNAメチルトランスフェラーゼ遺伝子DNMT3Aの体細胞変異が同定される

Exome sequencing identifies somatic mutations of DNA methyltransferase gene DNMT3A in acute monocytic leukemia
著者 (19件):
資料名:
巻: 43  号:ページ: 309-315  発行年: 2011年04月 
JST資料番号: W0430A  ISSN: 1061-4036  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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エピジェネティックな調節の異常は発がんに関与している。本論文では,急性単球性白血病〔急性骨髄性白血病のM5(AML-M5)に病型分類される〕においてエキソームの塩基配列決定により体細胞変異を同定したので報告する。症例112例のうちの23例(20.5%)において,DNMT3A(DNAメチルトランスフェラーゼ3Aをコードする)に変異を発見した。変異型DNMT3Aはin vitroで酵素活性の低下,すなわちヒストンH3への親和性に異常を示した。特に,DNAメチル化パターン,および(あるいは)遺伝子発現プロファイル(HOXB遺伝子群など)において,DNMT3A変異を持つ試料ともたない試料を比較した場合に変化がみられた。DNMT3A変異のある白血病は,AML-M5患者の中で,疾患発症年齢が高く,予後不良で,単球および前単球が優位型の群を構成していた。他の白血病病型のスクリーニングによって,急性骨髄単球性白血病(AML-M4)症例の13.6%にArg882の変化が示された。我々の研究から,急性単球性白血病の発症機序にDNAメチルトランスフェラーゼ活性の異常が寄与することが示唆され,また,これに関連する症例の有用な新しいバイオマーカーとなりうることが示された。Copyright Nature Publishing Group 2011
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分類 (2件):
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遺伝的変異  ,  発癌機序・因子 

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