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J-GLOBAL ID:201102294962192282   整理番号:11A0105319

2種の微細藻類Chlorella vulgarisおよびSelenastrum capricornutumのノニルフェノールストレスへの成長,光合成,および抗酸化応答

Growth, photosynthesis and antioxidant responses of two microalgal species, Chlorella vulgaris and Selenastrum capricornutum, to nonylphenol stress
著者 (2件):
資料名:
巻: 82  号:ページ: 346-354  発行年: 2011年01月 
JST資料番号: E0843A  ISSN: 0045-6535  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ノニルフェノール(NP)の2種緑色微細藻類Chlorella vulgarisおよびSelenastrum capricornutumの生長,光化学,および生化学への影響と,それらのNP分解能力を比較した。C.vulgarisおよびS.capricornutumの96時間EC50はそれぞれ4.0および1.0mgL-1 NPで,前者がNPに耐性があることを示唆した。両微細藻類はNPストレスに順応して,感触器(クロロフィルa含有量),最大光化学(Fv/Fm),およびPSIIによる光吸収(ABS/CS0)など光合成活性を下方制御して,反応点でのエネルギー消散(DI0/RC)はNP濃度増加により増大した。C.vulgarisでは,これらパラメーターの変化がS.capricornutumよりも顕著で,96時間曝露後に完全に回復した。C.vulgarisにおけるGSH含有量,CATおよびPOD活性など抗酸化応答は24時間曝露後のNP濃度増加により増大して,これら変化は曝露時間とともに小さくなり96時間後に対照レベルに回復した。S.capricornutumでは,GSH含有量,CATおよびPOD活性も低濃度および中程度濃度のNPへの曝露により増大したが,これら値は高濃度(4mgL-1)で96時間曝露後でも顕著に低下して,その抗酸化応答が著しく遅れることを示唆した。NP耐性を有するC.vulgarisがNP誘発損傷から光合成活性の速い回復により良く順応して,NP誘発酸化ストレスへのより効果的な速い応答を示すことが明らかであった。またC.vulgarisはS.capricornutumよりも大きなNP分解能力を有した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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その他の汚染原因物質  ,  植物に対する影響  ,  芳香族単環アルコール・フェノール類・多価フェノール・チオールの無機酸エステル 

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