抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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Porphyridium cruentum,Bangia fuscopurpurea,Porphyra yezoensis,Chondrus giganteus及びPrionitis crispataの無傷紅藻類細胞における光化学系II反応中心(PSII-RC)のエネルギー移動動力学を試験した。時間分解蛍光測定を-196°Cで0~80nsの範囲で実施した。次いで,遅延蛍光スペクトルを測定し,遅延蛍光はPSII-RCにおいてP680
+とフェオフィチンaの間の電荷組換から誘導された。それゆえに,遅延蛍光スペクトルはPSII-RCを含むエネルギー移動過程を反映した。試験した全ての試料はPSII及びPSIにおける遅延蛍光の顕著な分布を示し,一定量のPSIIはPSIに付着し,紅藻類の励起エネルギーを共有することを示唆した。フィコエリトロビリンの量が増加する時,PSIIからPSIへのエネルギー移動は優勢であることを見い出した。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.