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J-GLOBAL ID:201102295208140094   整理番号:11A1350642

非ホジキンリンパ腫で見られるヒストン修飾遺伝子の高頻度な突然変異

Frequent mutation of histone-modifying genes in non-Hodgkin lymphoma
著者 (40件):
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巻: 476  号: 7360  ページ: 298-303  発行年: 2011年08月18日 
JST資料番号: D0193B  ISSN: 0028-0836  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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濾胞性リンパ腫(FL)とびまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)は,最もよく見られる非ホジキンリンパ腫(NHL)である。今回我々は,B細胞NHLで突然変異を持つ遺伝子を突き止めるために,DLBCLの13症例とFLの1症例で得た腫瘍DNAとそれらに対応する正常DNAの塩基配列の解読を行った。これらのNHLとさらに別の113例のNHLから得たRNAシーケンスデータを解析して,候補突然変異を持つ遺伝子を同定し,次いで腫瘍DNAとそれらに対応する正常DNAの再シーケンス解析を行い,109個の遺伝子に複数の体細胞突然変異があることを確認した。ヒストン修飾にかかわる遺伝子が,体細胞突然変異の標的になっている場合が多かった。例えば,DLBCL症例の32%およびFL症例の89%が,ヒストンメチルトランスフェラーゼをコードするMLL2に体細胞突然変異を持っており,DLBCL症例の11.4%およびFL症例の13.4%が,ヒストンのアセチル化過程でCREBBPやEP300と協調して働くカルシウム調節性遺伝子MEF2Bに突然変異を生じていた。これらの解析結果は,クロマチンの生物学的特性の障害がリンパ腫発生にかかわっており,それがこれまで正しく評価されていなかったことを示している。Copyright Nature Publishing Group 2011
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分類 (2件):
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発癌機序・因子  ,  遺伝的変異 
タイトルに関連する用語 (5件):
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