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J-GLOBAL ID:201102295573819144   整理番号:11A1291086

高浸透圧性食塩水によって誘導されたドライアイのマウスモデルとその評価

Mouse model of dry eye induced by hyperosmolar saline and its evaluation
著者 (3件):
資料名:
巻: 32  号: 11  ページ: 1183-1187  発行年: 2010年 
JST資料番号: C2217A  ISSN: 1000-5404  CODEN: DYXUE8  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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【目的】高浸透圧性の食塩水によって誘導されたドライアイのネズミのモデルを評価する。【方法】6-8週令の60匹の雌のBALB/cマウスを,ブランク群,対照群と目標実験群,各群に20匹,にランダムに分けた。対照と実験群のマウスを,それぞれ,1日5回,308mOsmol/Lと500mOsmol/L塩化ナトリウム溶液を用いて処置した。ブランク群のマウスは塩化ナトリウム溶液を用いた処置を受けなかった。Schirmer試験,フルオレセイン染色,角膜スコアリング,ローズベンガル染色,涙シダ実験,角膜上皮HE染色および厚さ測定,結膜上皮PAS染色およびGoblet細胞計数を,それぞれ,0,7,14,28と42日に実行した。角膜表面を42日目に走査電子顕微鏡検査で観察した。【結果】2群間で0日に上記のパラメータで有意差は見つからなかった。7日目に,涙量は実験群(2.3±0.4mm)で,ブランク群(3.0±0.5mm)と対照群(3.1±05mm)でより有意に小さかった(P<0.05)。点状および斑状染色が角膜で観察された。角膜フルオレセイン染色とローズベンガル染色のスコアは,実験群(1.4±1.6)で,ブランクおよび対照群(0.9±1.2と0.5±0.7)でより高かった(P<0.01)。14日目に,Goblet細胞の数は,3群で,それぞれ10.6±2.0,11.8±1.3と5.4±1.8であった(P<0.01)。基底角膜上皮細胞は小胞で異常に配置された。3群での角膜上皮の厚みは,それぞれ21.69±3.41μm,21.23±2.64μmと15.82±1.38μmで,角膜の微絨毛の喪失があった(P<0.05)。【結論】高浸透圧性塩水はマウスの眼面にドライアイと類似の病理学的病変を起こして,このようにドライアイの病因において重要な役割を果たす。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (1件):
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眼の基礎医学 

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