文献
J-GLOBAL ID:201102295617740559   整理番号:11A1861173

みかけの窒素吸収濃度に基づいた給液法がカーネーション‘ノラ’の切り花収量,形質および土壌溶液の硝酸態窒素濃度に及ぼす影響

Effects of Fertigation Management Based on Apparent Nitrogen Absorption Concentration on Cut Flower Yield, Characteristic Form and Nitrate Nitrogen Concentration of Soil Solution in Carnation ‘Nora’
著者 (7件):
資料名:
巻: 10  号:ページ: 475-483 (J-STAGE)  発行年: 2011年 
JST資料番号: L4829A  ISSN: 1347-2658  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
カーネーションの土耕栽培における灌水同時施肥法の給液管理の簡素化と汎用化を目的に,冬春切り1年作型において,‘ノラ’を用いてみかけの窒素吸収濃度による給液管理法を検討した.総切り花収量は,窒素濃度を季節ごとに4分割した区が最も多く,次いで1か月ごとに12分割した区,一定区の順となり,有意な差が認められた.切り花形質は,定植後33~36週において,一定区の切り花重/切り花長の値が,12分割区より有意に小さかった.土壌溶液のECと硝酸態窒素濃度には,処理による差が認められた.収穫期に相当する定植後20週以降の硝酸態窒素濃度は,一定区では時期による変動が最も大きく8~169 ppm,4分割区では54~103 ppm,12分割区では21~108 ppmとなった.このように,4分割区の濃度変動が最も小さく,栽培期間を通して,土壌溶液の硝酸態窒素濃度をおおむねカーネーションの生育に好適とされるレベルに維持できた.(著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
花き・花木  ,  植物栄養  ,  施肥法・肥効 
引用文献 (24件):
  • Bar-Yosef, B. 1999. Advance in fertigation. Advance in Agronomy Vol. 65. p. 41-49. Academic Press, London.
  • 藤野守弘.1980.カーネーションの生産技術をめぐる諸問題(4)・栽培環境(1).農及園.55: 1388-1392.
  • 伊藤純雄.1982.土壌溶液組成の動態測定法と野菜の養分管理.野菜試報A.10: 169-184.
  • 伊藤純雄.1984.園芸講座・施設栽培における新実用化技術(2)・土壌溶液に基づく施設内土壌診断と管理①.農及園.59: 965-968.
  • 伊藤純雄・荒木浩一.1985.施設栽培における均衡かん水施肥に関する研究.野菜試報A.13: 109-124.
もっと見る

前のページに戻る