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J-GLOBAL ID:201102295865667000   整理番号:11A0175066

リグニンからのフェノール類回収プロセスの開発

著者 (3件):
資料名:
巻: 34  号:ページ: 24-29  発行年: 2011年01月01日 
JST資料番号: S0836A  ISSN: 0386-2763  CODEN: PTRTD3  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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筆者らの研究室では,リグニンからフェノール類を回収するために,低分子化(可溶化)反応と,可溶化リグニンの酸化鉄触媒による接触分解を組合わせた2段階反応プロセスを提案している。リグニンからフェノール類を製造する既存技術として,酸化分解,水素化分解,熱分解などを概観した上で,従来技術の課題と,課題を解決する新規リグニン転換プロセスについて述べた。新規リグニンプロセスの1段目に関してはリグニンを低分子化するオルガノソルブ法,蒸煮・爆砕法の概略を示した。2段目については,多様な結合・官能基を有する構成単量体・オリゴマーを単一化する技術として酸化鉄触媒の適用可能性を論じた。リグニン構成単量体モデル物質を選定して,固定床流通式触媒反応器で実験した結果をまとめた。酸化鉄触媒は,構成単位間結合で最も多く存在するアルキルエーテル結合,および構成単位中のメトキシ基とカルボニル基の分解に有効であることがわかった。
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
不均一系触媒反応  ,  資源回収利用  ,  生物燃料及び廃棄物燃料 
引用文献 (12件):
  • 湯川英明. バイオマスエネルギーの利用技術. 2001, 13
  • 原口隆英編. 木質新素材ハンドブック. 1996, 316
  • ELLIOTT, D. C. Energ. Fuel. 1991, 5, 3, 399
  • HOLLADAY, J. E. Top Value-Added Chemicals from Biomass Volume II. http://www1.eere.energy.gov/biomass/pdfs/pnnl-16983.pdf
  • 原口隆英編. 木質新素材ハンドブック. 1996, 225
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