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J-GLOBAL ID:201102296012097138   整理番号:11A0928278

アレチネズミの脳虚血再潅流後のHSP70発現および学習/記憶に及ぼす虚血プレコンディショニングの効果

Effect of ischemic preconditioning on HSP70 expression and learning/memory after cerebral ischemia-reperfusion in gerbils
著者 (6件):
資料名:
巻: 31  号:ページ: 55-59  発行年: 2010年 
JST資料番号: C2220A  ISSN: 0258-879X  CODEN: DJXUE5  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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【目的】アレチネズミにおける前脳虚血再潅流後の熱ショック蛋白質70(HSP70)発現と学習,記憶機能に及ぼす虚血プレコンディショニングの効果を調査する。【方法】アレチネズミ(100匹)を,均等かつ無作為にシャム群,虚血再潅流(I/R)群,虚血プレコンディショニング(IP)群,およびシクロヘキシミド+IP群(IPの30分前にシクロヘキシミドを投与)の4群に割り付けた。前述の方法に基づき,両側総頚動脈閉塞により一過性前脳虚血再潅流モデルを樹立し,Kitagawaの方法により虚血プレコンディショニングモデルを樹立した。再潅流の1,2,および3日後に海馬CA1領域のニューロン形態の変化をH-E染色で観察した。HSP70発現を免疫組織化学とウェスタンブロット法で測定した。TUNEL法でニューロンアポトーシスを検出した。4-PTT乾燥経路迷路を用い,再潅流の3,4,5,6,および7日後の4-PTTアレチネズミの学習/記憶機能を検査した。【結果】シャム群に比して,I/R群は生存ニューロンが有意に減少し(P<0.05),ニューロンアポトーシスが増加し(P<0.05),HSP70発現が増加し(P<0.05),学習/記憶機能が低下した(P<0.05)。I/R群に比して,IP群は生存ニューロンが有意に増加し(P<0.05),ニューロンアポトーシスが減少し(P<0.05),HSP70発現が増加し(P<0.05),学習/記憶機能が改善した(P<0.05)。しかし,シクロヘキシミドにより虚血プレコンディショニングの効果がほとんど消失し,ニューロン形態,密度,アポトーシス,HSP70発現,および学習/記憶機能はI/R群と同等であった。【結語】虚血プレコンディショニングは脳虚血障害に対して保護作用があり,前脳虚血再潅流障害後の学習/記憶機能を改善する。これは,HSP70発現の促進および内因性神経保護機構の開始と,それに続く虚血に対する保護作用の強化によるものと考えられる。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (1件):
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循環系の基礎医学 

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