文献

J-GLOBAL ID：201102296076926634   整理番号：11A0146510

震災を受けた歴史的市街地における住宅再建実態と町並み保存に向けた合意形成過程-能登半島地震による輪島市黒島地区伝統的建造物群保存地区の事例研究-

RECONSTRUCTION OF DAMAGED HOUSES AND CONSENSUS FORMULATING PROCESS TO PRESERVE TOWNSCAPE IN A SEISMIC AFFECTED HISTORICAL DISTRICT-A case of Kuroshima historical preservation district in Wajima city-

著者 (2件)： 小柳健 (ヒューマンネット) ,  川上光彦 (金沢大 理工学域)
資料名： 日本建築学会計画系論文集  (Journal of Architecture and Planning (Transactions of AIJ))
号： 659  ページ： 91-99  発行年： 2011年01月30日 
JST資料番号： Y0894A  ISSN： 1340-4210  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年,中山間地域や農山漁村地域で大規模地震が多発しているが,こうした地域の集落には,地域固有のまちなみや景観を構成する伝統的な民家が多く,地震により被害を受けた場合,取り壊しや建築更新が一挙に進行する可能性がある。ここでは,「災害時の伝統的な木造住宅の修理・修復」による「震災復興における地域景観の回復と継承」に着目し,石川県輪島市の伝統的建造物群保存地区を事例に,震災から地区指定までの合意形成過程とその促進要因を明らかにした。

シソーラス用語： 震災 ,  歴史地区 ,  市街地 ,  *災害復旧 ,  実態調査 ,  *町並み ,  *保存 ,  意思決定 ,  大地震 ,  事例研究 ,  *石川県 ,  歴史的建造物 ,  住宅 ,  崩壊 ,  修理 ,  助成 ,  制度 ,  組織 ,  町づくり ,  *輪島市 ,  町づくり協議会 ,  合意 ,  2007年能登半島地震
準シソーラス用語： 合意形成 ,  能登半島地震 ,  黒島地区

分類 (1件)： 景観  (RD04010N)

引用文献 (17件)：

• 1) 小柳健,川上光彦:震災被害を受けた歴史的市街地における町並み保存に向けた合意形成過程-輪島市黒島地区伝統的建造物群保存地区を事例として-,日本建築学会大会学術講演梗概集F-1,pp.1013-1014,2009.8
• 2) 鳴海邦碩,小浦久子:失われた風景を求めて-災害と復興、そして景観-,大阪大学出版会,2008.5
• 3) 日本建築学会(編):中山間地域等の地震防災と復興対策への提言-新潟県中越地震に鑑みて-,2005.10
• 4) 宮脇新次(輪島市教育委員会文化課):輪島市の地域活性化に向けた取り組みについて-重要伝統的建造物群保存地区選定と角海家-,全日本建設技術協会:月刊建設Vol.53,pp.24-25,2009.12
• 5) 山口実里,福留邦洋,岡崎篤行:中山間地における震災被災住宅の修復過程と専門家の役割-新潟県中越地震における旧山古志村虫亀集落を事例として-,日本建築学会技術報告集,第28号,pp.573-576,2008.10

タイトルに関連する用語 (13件)： 震災 ,  歴史 ,  市街地 ,  住宅 ,  再建 ,  町並み保存 ,  合意 ,  形成過程 ,  能登半島地震 ,  輪島 ,  地区 ,  伝統的建造物群保存地区 ,  研究