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J-GLOBAL ID：201102296218181917   整理番号：11A0168411

ネットワーク符号化を使用するモバイルアプリケーションのプロトタイプ

A mobile application prototype using network coding

著者 (4件)： PEDERSEN Morten V. (Aalborg Univ., DNK) ,  HEIDE Janus (Aalborg Univ., DNK) ,  FITZEK Frank H.P. (Aalborg Univ., DNK) ,  LARSEN Torben (Aalborg Univ., DNK)
資料名： European Transactions on Telecommunications  (European Transactions on Telecommunications)
巻： 21  号： 8  ページ： 738-749  発行年： 2010年12月 
JST資料番号： A0358B  ISSN： 1124-318X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本稿では,市販の携帯電話を使用したモバイルアプリケーションのためのネットワーク符号化について,その実施の詳細を調査し,実施に必要な符号化作業とアルゴリズムについて提案する。提案する符号化アルゴリズムは,C++とシンビアンC++での実施を目標に形成されている。単一ソース,複数シンクのネットワークに関し,シンクでの再符号化のあるなしにかかわらず,符号化スループットとエネルギー消費についての実際的な測定結果に関して報告する。デモアプリケーションとして,画像ビューアを例にとる。それは,ネットワーク符号化により,他の幾人かのユーザとコンテンツを共有することを実現する。アプリケーション自体は簡単なものであり,ネットワーク符号化が必ずしも高複雑度になるとか,圧倒的なエネルギー消費をもたらすわけではないことを示している。実現したアルゴリズムは,バイナリのガロア・フィールドと系統的なランダム符号を使用することで,高い符号化スループットを達成するように設計され,達成された符号化,再符号化,および符号解読スループットは,WLANに関するスループットと比べると相対的に高いことが検証された。結果として,計算上脆弱なプラットフォームにおいても,ネットワーク符号化は実用的であり,エネルギー消費量を減らすために使用できることが分かった。

シソーラス用語： 通信路符号化 ,  携帯電話 ,  *C++言語 ,  *変換符号化 ,  スループット ,  *エネルギー効率 ,  情報共有 ,  *復号化 ,  *応用プログラム
準シソーラス用語： Galois理論 ,  コンテンツ共有 ,  *ネットワーク符号化 ,  *符号解読

分類 (2件)： 移動通信  (ND08030H) ,  符号理論  (ND02030R)

タイトルに関連する用語 (3件)： ネットワーク符号化 ,  モバイルアプリケーション ,  プロトタイプ