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J-GLOBAL ID：201102296233096250   整理番号：11A0405579

フロースルー法対フローオーバー法: ナノホールアレイプラズモンバイオセンサ内の輸送および結合の分析

Flow-Through vs Flow-Over: Analysis of Transport and Binding in Nanohole Array Plasmonic Biosensors

著者 (4件)： ESCOBEDO Carlos (Univ. Victoria, BC, CAN) ,  BROLO Alexandre G. (Univ. Victoria, BC, CAN) ,  GORDON Reuven (Univ. Victoria, BC, CAN) ,  SINTON David (Univ. Victoria, BC, CAN)
資料名： Analytical Chemistry  (Analytical Chemistry)
巻： 82  号： 24  ページ： 10015-10020  発行年： 2010年12月15日 
JST資料番号： A0395A  ISSN： 0003-2700  CODEN： ANCHAM  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 2種類の検出方式,即ち,マイクロフルイディックチャネル内の従来の角型表面ベースのフローオーバー形式および被検質溶液が一方のマイクロチャネルから並列のナノホール/ナノチャネルを通して他方のチャネルへ移動するフロースルーナノホールアレイ形式について,被検質輸送および時間応答を操作パラメータおよび表面化学の関数として定量化して比較した。輸送のみを考慮する場合,検出面積および流速が等価である条件で,フロースルーナノホールアレイの検出表面へ向かう被検質分子の流束は,フローオーバーセンサのそれより顕著に大型であり,例えば,Q=10nl/minにおいて40倍であった。輸送および結合速度論を含む計算モデルを実験データにより検証し,結合時間定数,被検質拡散性および操作パラメータの関数として性能を評価するガイドラインを作成した。共通の結合速度論および被検質に対し,フロースルーナノホールアレイは,フローオーバーセンサフォーマットに比較して応答時間を約10倍改善し,高速表面速度論の小型生体分子の場合,最大で約20倍改善した。

シソーラス用語： *バイオセンサ ,  ナノ構造 ,  細孔 ,  計算機シミュレーション ,  アレイ ,  フロースルー分析 ,  応答時間 ,  輸送効率 ,  フルイディクス ,  Peclet数 ,  性能評価 ,  *検出効率 ,  *表面プラズモン ,  マイクロフルイディクス
準シソーラス用語： ナノアレイ ,  ナノホール ,  マイクロフルイディック分析技術 ,  *表面プラズモン共鳴センサ

分類 (2件)： 分析機器  (CC02020S) ,  固体プラズマ  (BM02160W)

タイトルに関連する用語 (3件)： フロー ,  輸送 ,  分析