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J-GLOBAL ID：201102296350091552   整理番号：11A0131087

乾燥によるポリマ/粘土ネットワーク構造の不可逆再配列によるナノ複合材料ゲルの改質

Modification of Nancomposite Gels by Irreversible Rearrangement of Polymer/Clay Network Structure through Drying

著者 (6件)： HARAGUCHI Kazutoshi (Kawamura Inst. of Chemical Res., Chiba, JPN) ,  LI Huan-jun (Kawamura Inst. of Chemical Res., Chiba, JPN) ,  LI Huan-jun (Beijing Inst. of Technol., Beijing, CHN) ,  REN Huai-yin (Donghua Univ., Shanghai, CHN) ,  REN Huai-yin (Kawamura Inst. of Chemical Res., Chiba, JPN) ,  ZHU Meifang (Donghua Univ., Shanghai, CHN)
資料名： Macromolecules  (Macromolecules)
巻： 43  号： 23  ページ： 9848-9853  発行年： 2010年12月14日 
JST資料番号： B0952A  ISSN： 0024-9297  CODEN： MAMOBX  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ポリマ/粘土ネットワーク構造のナノ複合材料(NC)ゲルについて検討した。ポリマとして,ポリイソプロピルアクリルアミド(PNIPA)及びポリジメチルアクリルアミド(PDMAA)を取り上げた。粘土としてヘクトライトを用いた。ポリマ種類,粘土濃度を変えてNCゲルを調製した。得られたNCゲルを所定条件(25°C×24h,180°C×2hなど)にて乾燥した。得られた各種NCゲルの特性を引張試験,膨潤試験などにより評価した。調製したまま,25°C×24h乾燥,180°C×2h乾燥した,夫々のPDMAANCゲルの応力-歪曲線などを提示した。検討の結果,本PNIPAあるいはPDMAA/ヘクトライトNCゲルは,乾燥(乾燥及び再膨潤)により,”調製したまま”のNCゲルよりも一層高い弾性率(E),引張強度(TS)を示すことが分かった。これらの変化は,ポリマ/粘土ネットワーク構造の不可逆再配列に帰属し,そこでは高分子鎖と粘土の間の付加的接触による付加的架橋が形成され,濃縮状態における形成緩接触が増強される。

シソーラス用語： 不可逆過程 ,  *ヘクトライト ,  *ポリイソプロピルアクリルアミド ,  *ポリアクリルアミド ,  膨潤 ,  乾燥 ,  ネットワーク構造 ,  配列 ,  *ナノ複合材料 ,  ゲル ,  引張試験 ,  高分子鎖 ,  架橋【高分子】
準シソーラス用語： *ポリジメチルアクリルアミド

分類 (1件)： 高分子固体の構造と形態学  (CG02022M)

物質索引 (2件)： N-イソプロピルアクリルアミド ,  N,N-ジメチルアクリルアミド

タイトルに関連する用語 (8件)： ポリマ ,  粘土 ,  ネットワーク構造 ,  不可逆 ,  再配列 ,  ナノ複合材料 ,  ゲル ,  改質