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J-GLOBAL ID：201102296426678264   整理番号：11A0794053

水田区画の排水路におけるベンスルフロンメチル濃度の稲農薬モデルを利用したシミュレーション

Simulating concentration of bensulphuron-methyl in a drainage canal of a paddy block using a rice pesticide model

著者 (3件)： PHONG Thai Khanh (Kyushu Univ., Fukuoka, JPN) ,  HIRAMATSU Kazuaki (Kyushu Univ., Fukuoka, JPN) ,  WATANABE Hirozumi (Tokyo Univ. Agriculture and Technol., Tokyo, JPN)
資料名： Environmental Technology  (Environmental Technology)
巻： 32  号： 1/2  ページ： 69-81  発行年： 2011年01月 
JST資料番号： C0125B  ISSN： 0959-3330  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 日本では,水田場は水田画地(標準0.3haの最小単位),灌漑地域,河川流域,水田区画(前記部分を幾つか含む)に分けられる。本研究では,PCPF-1(画地規模モデル)に基づき,水田区画排水路の農薬濃度予測用稲農薬シミュレーションモデルを開発し,モニターデータで評価し,影響因子や性能を検討した。開発PCPF-F(農薬運命・輸送モデル)で,水田画地からの水田区画排水路への農薬流出水を予測した。単一画地モニターデータを使い,3つのモジュール(農薬散布モジュール,水田場の農薬予測モジュール,排水路農薬濃度モジュール)から成る区画規模モデルを評価し,詳細な現地調査を行った茨城県桜川流域の一水田区画のベンスルフロンメチル濃度予測に適用した。個別画地のベンスルフロンメチル濃度をうまくシミュレーションし,水収支推定不確実性に因り過小評価は生じたが,区画出口のベンスルフロンメチル流出水パターンを反映できた。感度解析では,除草剤の土地吸収係数がベンスルフロンメチルの濃度や累積喪失に最大影響を有した。

シソーラス用語： 敷地 ,  *水田 ,  区域 ,  *農薬散布 ,  *輸送現象 ,  *シミュレーションモデル ,  除草剤 ,  *予測モデル ,  濃度 ,  茨城県 ,  感度解析 ,  *排水路 ,  *モデル
準シソーラス用語： 画地 ,  区画

分類 (2件)： 農薬一般  (FB06010J) ,  農薬  (SB05030L)

タイトルに関連する用語 (8件)： 水田 ,  区画 ,  排水路 ,  ベンスルフロンメチル ,  稲 ,  農薬 ,  モデル ,  シミュレーション