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J-GLOBAL ID:201102296534795315   整理番号:11A1117341

食餌性トランス脂肪がアテローム性動脈硬化症を引き起こす機構

A mechanism by which dietary trans fats cause atherosclerosis
著者 (5件):
資料名:
巻: 22  号:ページ: 649-655  発行年: 2011年07月 
JST資料番号: E0597B  ISSN: 0955-2863  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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食餌性トランス脂肪(TF)はアテローム性動脈硬化症と因果関係があるとされているが,病気を引き起こす機構は定義が難しい。大動脈内皮における抑制されたトランスフォーミング成長因子(TGF)-β反応は,高コレステロール血症の動物におけるアテローム性動脈硬化症の病因で重要な役割を果たすことが分かっている。生体組織におけるコレステロールの統合と大動脈内皮におけるTGF-β反応に及ぼす高TF食の影響を調査した。ここでは,24時間TF食を摂取した標準マウスは大動脈内皮におけるTGF-β反応を抑制し,アテローム硬化型疾患を示すことが分かる。抑制されたTGF-β反応は,TGF-β型IおよびII受容体の発現の顕著な低減と大動脈内皮における燐酸化Smad2(重要なTGF-β応答指標)のレベルの大きな減少から明らかである。これらのマウスは生体組織細胞膜へのコレステロール統合の大きな増加を示した。これらの結果は,食餌性TFは,少なくとも一部はTGF-β反応を抑えることによってアテローム性動脈硬化症を引き起こすことを示唆する。この効果は,おそらく高コレステロール血症の場合と同様に血管組織における細胞原形質膜へのコレステロール沈着の増加を媒介する。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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脂質の代謝と栄養  ,  代謝異常・栄養性疾患一般 
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