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J-GLOBAL ID：201102296664539868   整理番号：11A0410826

アクリル酸連結子によるトランに基づくフッ素化液晶の合成と中間相特性

Synthesis and Mesomorphic Properties of Tolane-Based Fluorinated Liquid Crystals with an Acrylate Linkage

著者 (3件)： CHEN Ximin (Shanghai Inst. Organic Chemistry, Chinese Acad. Sci., Shanghai, CHN) ,  SHEN Yuehai (Kunming Univ. Sci. and Technol., Kunming, CHN) ,  WEN Jianxun (Shanghai Inst. Organic Chemistry, Chinese Acad. Sci., Shanghai, CHN)
資料名： Molecular Crystals and Liquid Crystals  (Molecular Crystals and Liquid Crystals)
巻： 528  ページ： 138-146  発行年： 2010年 
JST資料番号： B0877A  ISSN： 1542-1406  CODEN： MCLCE9  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： アセチレンまたはエステル連結子と比較して,棒状液晶分子中のアクリル酸連結子は共役系を拡張させ,結果的に高透明点をもたらすことが予測される。そこでフッ素化ケイ皮酸エステル部分を含む,6系列三環系トランに基づくフッ素化液晶を合成した。そしてそれらの中間相のキャラクタリゼーションを行った。その結果一般に,化合物は広範囲の温度にわたりスメクチックA相とネマチック相を呈示した。またアルコキシ鎖長,trans二重結合および2,3,5,6-テトラフルオロフェニレンの導入,ならびに末端フェニル基のフッ素化パターンが中間相特性に及ぼす影響を検討した。透明点がアクリル酸連結子を導入することにより20°C-30°C上昇すること,より高度秩序化モノトロピックスメクチックB相の構成を抑制することが判明した。p-ふっ素化はメソ相安定化に好結果を与えたが,m-ふっ素化は好結果を与えなかった。

シソーラス用語： 感光性高分子 ,  *アセチレン化合物 ,  *芳香族フッ素化合物 ,  フェノールエーテル ,  *スメクチック相 ,  *ネマチック相 ,  フッ素化 ,  末端基 ,  *置換基効果 ,  *鎖長効果 ,  相転移 ,  *転移温度
準シソーラス用語： ケイ皮酸誘導体 ,  トラン誘導体

分類 (2件)： 芳香族単環カルボン酸エステル・カルボン酸無水物・酸ハロゲン化物  (CF05190E) ,  液晶一般  (BK03010L)

物質索引 (17件)： 3,4,5-トリフルオロけい皮酸4-(4-ドデシルオキシフェニルエチニル)フェニル ,  3,4,5-トリフルオロけい皮酸4-(4-ヘキシルオキシフェニルエチニル)フェニル ,  3,4,5-トリフルオロけい皮酸4-(4-ヘプチルオキシフェニルエチニル)フェニル ,  3,4-ジフルオロけい皮酸4-(4-オクチルオキシフェニルエチニル)フェニル ,  3,4-ジフルオロけい皮酸4-(4-ノニルオキシフェニルエチニル)フェニル ,  3,4-ジフルオロけい皮酸4-(4-ヘキシルオキシフェニルエチニル)フェニル ,  3,4-ジフルオロけい皮酸4-(4-ヘプチルオキシフェニルエチニル)フェニル ,  3,4-ジフルオロベンズアルデヒド ,  3,5-ジフルオロけい皮酸4-(4-デシルオキシフェニルエチニル)フェニル ,  3-(3,4-ジフルオロフェニル)アクリル酸 ,  3-(3,4-ジフルオロフェニル)アクリル酸4-(4-デシルオキシフェニルエチニル)フェニル ,  3-(3,4-ジフルオロフェニル)アクリル酸4-ヨードフェニル ,  4-(トリフルオロメチル)けい皮酸4-(4-デシルオキシフェニルエチニル)フェニル ,  4-(トリフルオロメチル)けい皮酸4-(4-デシルオキシ-2,3,5,6-テトラフルオロフェニルエチニル)フェニル ,  4-(トリフルオロメチル)けい皮酸4-(4-ノニルオキシフェニルエチニル)フェニル ,  4-(トリフルオロメチル)けい皮酸4-(4-ヘプチルオキシフェニルエチニル)フェニル ,  4-トリフルオロメチルベンズアルデヒド

タイトルに関連する用語 (5件)： アクリル酸 ,  トラン ,  フッ素 ,  液晶 ,  相特性