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J-GLOBAL ID：201102296678616997   整理番号：11A0825927

プラズマアクチュエータを用いた翼端渦抑制の試み

An Attempt for Suppression of Wing-Tip Vortex Using Plasma Actuators

著者 (3件)： 長谷部仁美 (慶応大 大学院理工学研究科) ,  中吉嗣 (Lab. de Mecanique de Lille, Villeneuve d’Ascq) ,  深潟康二 (慶応大 理工)
資料名： 日本機械学会論文集 B編(Web)  (Transactions of the Japan Society of Mechanical Engineers. Series B (Web))
巻： 77  号： 775  ページ： 659-671 (WEB ONLY)  発行年： 2011年 
JST資料番号： U0183A  ISSN： 1884-8346  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： プラズマアクチュエータによる誘起流れが翼端渦生成に及ぼす影響を直接数値シミュレーション(DNS)および風洞実験により調査した。プラズマアクチュエータは翼負圧面側に設置し,翼縁に対して吹出し,あるいは吸込みとなるケースの検証を行った。相対的に強い誘起流れを想定したDNSでは,アクチュエーションを加えることで揚抗比の低下が見られたが,循環パラメータは減少するという結果となった。DNSよりも弱い誘起流れを発生させる実際のプラズマアクチュエータを用いた風洞実験では,DNS結果と定性的に整合する傾向が得られた。(著者抄録)

シソーラス用語： アクチュエータ ,  *翼端 ,  *構成 ,  計算機シミュレーション ,  風洞試験 ,  流量制御 ,  粒子画像流速測定 ,  無声放電 ,  流れ場 ,  揚力係数 ,  抗力係数 ,  *物体の周りの流れ ,  プラズマアクチュエータ ,  *渦形成 ,  直接数値シミュレーション ,  計算機利用 ,  利用
準シソーラス用語： DBD【放電】 ,  PIV【流速測定】

分類 (2件)： 物体の周りの流れ  (BC02040N) ,  プラズマ応用  (BJ02110K)

引用文献 (32件)：

• (1) 佐宗章弘,“可動部のない流体制御装置:プラズマアクチュエータ”,日本機械学会誌, Vol. 110, No. 1061 (2007), p. 58.
• (2) 藤井孝藏,松野隆,“DBDプラズマアクチュエータ -バリア放電を利用した新しい流体制御技術”,日本機械学会流体工学部門ニューズレター「流れ」,2007年12月号, ‹http://www.jsme-fed.org›.
• (3) Corke, T. C., Enloe, C. L., and Wilkinson, S. P., “Dielectric barrier discharge plasma actuators for flow control,” Annual Review of Fluid Mechanics, Vol. 42 (2010), pp. 505-529.
• (4) 深潟康二,山田俊輔,石川仁, “プラズマアクチュエータの基礎と研究動向”,ながれ,Vol. 24, No. 4 (2010), pp. 243-250.
• (5) Roth, J. R. and Dai, X., “Optimization of the aerodynamic plasma actuator as an electrohydrodynamic (EHD) electric device,” AIAA Paper (2006), Paper 2006-1203.

タイトルに関連する用語 (3件)： プラズマアクチュエータ ,  翼端渦 ,  試み