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J-GLOBAL ID：201102296692807649   整理番号：11A0145619

in vivoにおけるsiRNAの効率の高い標的化運搬

Efficient and targeted delivery of siRNA in vivo

著者 (2件)： SHIM Min Suk (Univ. California, CA, USA) ,  KWON Young Jik (Univ. California, CA, USA)
資料名： FEBS Journal  (FEBS Journal)
巻： 277  号： 23  ページ： 4814-4827  発行年： 2010年12月 
JST資料番号： B0206B  ISSN： 1742-464X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： in vivoでのRNA干渉(RNAi)の適用は低分子干渉RNA(siRNA)の細胞内取込み効率の悪さと急激な酵素分解により限られる。in vivoでの効率的siRNA運搬を達成する主要因子を挙げ,さらに新規なsiRNA担体を用いたin vivoでの効率の高い標的化siRNA運搬の近年の進歩を議論する。化学修飾siRNAは酵素分解に対して安定であるが,RNAi活性を低下し,有害な代謝物を産生する可能性を持つ。ウイルスsiRNA運搬は免疫応答と大規模生産の制限等の安全性および調製過程での問題が存在する。非ウイルス性siRNA担体は効率的で安全であり,siRNA循環,望む組織への浸透,標的細胞との特異的結合と最適化された細胞内輸送に関する障壁の取り組みに汎用性を持つ。細胞内RNAiの運搬に関しては,標的部分,細胞侵入性ペプチド,膜融合ペプチドと刺激応答性ポリマーの利用も試みられている。生物学,化学およびエンジニアリングを利用した学際的アプローチがin vivoで効率の高い標的化siRNA運搬の実現に重要な役割を果すことを示す。

シソーラス用語： *siRNA ,  *ドラッグデリバリーシステム ,  *化学修飾 ,  ナノ粒子 ,  *薬物担体 ,  ベクター ,  *RNA干渉 ,  細胞内輸送 ,  リポソーム ,  複合体 ,  ポリペプチド ,  プロタミン ,  ポリリジン ,  遺伝子 ,  遺伝子療法 ,  膜融合
準シソーラス用語： リポプレックス ,  非ウイルスベクター ,  標的遺伝子

分類 (2件)： 遺伝子操作  (EC02050B) ,  生物薬剤学(基礎)  (GY01021U)

タイトルに関連する用語 (3件)： siRNA ,  標的化 ,  運搬