抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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1996年に共同の合併浄化槽をもうけ,その排水はパイプラインでブナ林内を通して只見川に放流することとした。この効果について定置標本区をもうけモニタリングを行い,効果ありとする成果を纏めたが,最終調査の2005年から3年経過したので,今回確認のため再調査を行った。Eシリーズについては2005年と2008年で大きな変化は見られなかった。ヨシのサイズについては茎長と基底直径,密度共に減少傾向を示した。汚水被害のない2つの対照区ではヨシのサイズ種類組成共に見るべき変動はなかった。1980年頃の導水管の設置と1996年のパイプラインの設置が効いてヨシが年年小さくなり密度が減少し,代わりに湿原植物が増加して,本来の低層湿原性のヨシ原への遷移が起きていることが推定された。