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J-GLOBAL ID：201102296787054460   整理番号：11A0666344

炭素ナノチューブで被覆した皿上のマウス誘発多分化能幹細胞の半円コロニーと未分化状態の維持

Maintenance of hemiround colonies and undifferentiated state of mouse induced pluripotent stem cells on carbon nanotube-coated dishes

著者 (5件)： AKASAKA Tsukasa (Graduate School of Dental Medicine, Hokkaido Univ., Kita 13, Nishi 7, Kita-ku, Sapporo 060-8586, JPN) ,  YOKOYAMA Atsuro (Graduate School of Dental Medicine, Hokkaido Univ., Kita 13, Nishi 7, Kita-ku, Sapporo 060-8586, JPN) ,  MATSUOKA Makoto (Graduate School of Dental Medicine, Hokkaido Univ., Kita 13, Nishi 7, Kita-ku, Sapporo 060-8586, JPN) ,  HASHIMOTO Takeshi (Meijo Nano Carbon Co. Ltd., Otsubashi Bldg. 4F, 3-4-10 Marunouchi, Naka-ku, Nagoya 460-0002, JPN) ,  WATARI Fumio (Graduate School of Dental Medicine, Hokkaido Univ., Kita 13, Nishi 7, Kita-ku, Sapporo 060-8586, JPN)
資料名： Carbon  (Carbon)
巻： 49  号： 7  ページ： 2287-2299  発行年： 2011年06月 
JST資料番号： H0270B  ISSN： 0008-6223  CODEN： CRBNA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 誘発多分化能幹細胞(iPS)は世界的関心を引き付けている。しかしながら,iPS細胞の維持のためのフィーダーなしの培養のために有効な培養基板を調べる研究はほんの僅かしかない。この研究では,カーボンナノチューブ(CNT)被覆の皿上でフィーダー無の条件下でマウスiPS細胞を培養して,次に,皿上での細胞のコロニー形態と分化状態を評価した。15%のウシ胎児血清(FBS)と白血病抑制因子(LIF)を含む培地中での5dの培養の後に,多層CNTs(MWCNTs)の厚膜上のコロニーは半円であると観察された。さらに,細胞は早期非分化マーカーを発現した。他方では,細胞培養ポリスチレン皿とコラーゲン被覆ポリスチレン皿上のコロニーは,不明瞭な外側と広まったウエルを示して,殆どの広がる細胞が早期非分化マーカーを弱く発現するのみであった。これらの結果は,MWCNTsの厚膜が無フィーダー条件下で培養したマウスiPS細胞の半円コロニーと未分化状態を維持できたのを示す。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *幹細胞 ,  培養細胞 ,  *細胞培養 ,  固体培地 ,  *カーボンナノチューブ ,  被覆 ,  流延成形 ,  細胞増殖 ,  コロニー ,  LIF【増殖阻止因子】 ,  *iPS細胞

分類 (2件)： 細胞・組織培養法  (EA03040R) ,  医用素材  (GA05040H)

タイトルに関連する用語 (9件)： 炭素ナノチューブ ,  皿 ,  マウス ,  誘発 ,  多分化能 ,  幹細胞 ,  半円 ,  コロニー ,  分化