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J-GLOBAL ID：201102296789229844   整理番号：11A0886604

二成分の燃料で運転するHCCI機関の着火特性の研究

A Study of Ignition Characteristics of an HCCI Engine Operating on a Two-component Fuel

著者 (6件)： SAITOU Kenji (Nihon Univ.) ,  IIJIMA Akira (Nihon Univ.) ,  OTAGIRI Yasuhiro (Nihon Univ.) ,  YOSHIDA Koji (Nihon Univ.) ,  TAKAHASHI Yusuke (Nihon Univ.) ,  SHOJI Hideo (Nihon Univ.)
資料名： SAE International Journal of Engines  (SAE International Journal of Engines)
巻： 3  号： 2  ページ： 529-536  発行年： 2010年 
JST資料番号： W2273A  ISSN： 1946-3936  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 着火性の異なる二種の燃料の噴射量によって,HCCI機関の着火時期と出力を制御する方法を研究した。n-ヘプタンとイソオクタンを,独立の噴射弁から試験機関の吸気管に噴射し,絞り弁全開,1000rpmで運転した。温度,圧力,シリンダ内吸光スペクトルなどのデータの分析と,反応速度論シミュレーションを行って,次項の結果を得た。1)n-ヘプタンの量,圧縮開始時の温度,EGR率が,着火時期に支配的な影響を及ぼす,2)イソオクタンの量は,着火時期に影響しない。これらを基に,着火遅れ(冷炎の発生から熱発生率が最大値の10%に達するまでのクランク角)は,n-ヘプタンの量とEGR率に支配される冷炎発生期間のホルムアルデヒド生成量に依存するとの仮説を提示した。

シソーラス用語： *自己着火 ,  *点火時期 ,  自動車燃料 ,  着火性 ,  予混合燃焼 ,  着火遅れ ,  熱発生率 ,  排ガス循環 ,  冷炎 ,  吸光分光分析 ,  計算機シミュレーション ,  オクタン価 ,  アルカン ,  脂肪族アルデヒド ,  *圧縮着火機関 ,  *均一予混合圧縮着火エンジン ,  計算機利用 ,  利用
準シソーラス用語： *圧縮点火機関 ,  *HCCI機関

分類 (1件)： 圧縮点火機関  (PB02030N)

物質索引 (3件)： n-ヘプタン ,  イソオクタン ,  ホルムアルデヒド

タイトルに関連する用語 (5件)： 二成分 ,  燃料 ,  HCCI機関 ,  着火特性 ,  研究