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J-GLOBAL ID:201102296911021087   整理番号:11A1222258

単糸分散炭素繊維による熱可塑性プレス基材の開発とその力学特性評価

Development of Thermoplastic Press Sheet with In-Plane Randomly Oriented and Dispersed Carbon Mono-Fibers and Evaluation of the Mechanical Property
著者 (3件):
資料名:
巻: 37  号:ページ: 138-146  発行年: 2011年07月15日 
JST資料番号: S0977A  ISSN: 0385-2563  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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単糸分散した炭素繊維を熱可塑性樹脂中に平面ランダムに配置した熱可塑性プレス基材を開発した。また,基材からなる複合材料の引張強度や破壊特性に及ぼす繊維長の影響について,マイクロメカニクス解析から評価し,実験結果と比較した。その結果,本基材は成形時に高い流動性を有しており,リブ等の複雑形状を繊維体積含有率のムラなく成形することができた。実験結果より,繊維長の増加に伴い複合材料の引張強度は上昇し,繊維長が3mm程度より大きくなると略一定値(約270MPa)となった。森-田中の平均場理論に基づく等価介在物法に,繊維破断の効果を組込んだ引張強度予測モデルを提案した。本解析は,従来数日を要したユニットセルシミュレーションと同等の計算結果を,僅か数秒で得られた。繊維長および配向分布を変化して引張強度の解析を行った結果,弾性率の実験値と等価な繊維体積含有率を用いた場合,実験値と近い値となった。特に3mm前後より大きい繊維長では,引張強度の実験および数値シミュレーション結果と本解析が略一致し,複合材料は繊維破壊に因り破断している,ことが示唆された。
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
ゴム・プラスチック材料  ,  接合部  ,  強化プラスチックの成形  ,  数値解析,近似法 

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