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J-GLOBAL ID：201102297127960944   整理番号：11A1091397

発泡ポリウレタンの力学的保護性能の評価と廃棄物最終処分場遮水壁の保護材としての適用

著者 (4件)： 西村正樹 (大阪府産業技術総合研) ,  赤井智幸 (大阪府産業技術総合研) ,  横山美憲 (太陽工業) ,  石田正利 (太陽工業)
資料名： ジオシンセティックス技術情報  (JCIGS)
巻： 26  号： 3  ページ： 10-17,1(1)  発行年： 2010年11月30日 
JST資料番号： L3940A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 発泡ポリウレタンを保護材として用いた廃棄物最終処分場の遮水壁を検討した。発泡ポリウレタンについて,材料単体での力学特性の評価は既に行われているが,実際の適用状況を模した条件による力学的保護の評価は行われていない。そこで,鉄製の台,遮水シート,感圧フィルム,保護材,砕石を用いた載荷実験を行った。その結果,次のことがわかった。1)保護材の陥没が遮水シートとの界面近傍まで到達しなければ,遮水シートに圧力が作用しない。2)実際に保護材として用いる場合は,作用する圧力に応じた厚さを設定する必要がある。以上の評価を用いた廃棄物最終処分場の遮水壁工事を紹介した。

シソーラス用語： *ポリウレタン ,  保護剤 ,  保護 ,  *廃棄物処分施設 ,  埋立地 ,  廃棄物 ,  *遮水壁 ,  防水シート ,  最終処分場 ,  発泡ウレタン ,  *施設
準シソーラス用語： 発泡ポリウレタン

分類 (2件)： 廃棄物処理一般  (SC05010S) ,  基礎の破壊・補強,擁壁,その他  (RA03100V)

引用文献 (5件)：

• 1)国際ジオシンセティックス学会日本支部ジオメンブレン技術委員会:ごみ埋立地の設計施工 ハンドブックーしゃ水工技術一,オーム社,pp.564-565,2000.
• 2)古市徹,太陽工業株式会社,株式会社建設工学研究社:廃棄物処分場の構築方法,特許第 3686615号,2005.
• 3)赤井智幸,前田敏,深沢健,山田耕一,近藤誠二,松下正樹,石田正利,上田滋夫,嘉門雅史: 海面処分場不織布保護マットの保護性能,ジオシンセティックス論文集,Vol.18, pp.13-16, 2003.
• 4)社団法人全国都市清掃会議:廃棄物最終処分場整備の計画・設計・管理要領2010改訂版,pp. 252-255,2010.
• 5)社団法人日本埋立浚渫協会:廃棄物海面処分場の施工要領(案)(改訂版),pp.3.15-3.19,2009.

タイトルに関連する用語 (6件)： 発泡ポリウレタン ,  力学 ,  保護性能 ,  評価 ,  廃棄物最終処分場 ,  遮水壁