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J-GLOBAL ID：201102297372390231   整理番号：11A0791697

まちなかのサードプレイス 各論2 オフィスワーカーにとっての「サードプレイス」

著者 (1件)： 林田大作 (大阪工大)
資料名： 建築と社会  (Architecture and Society)
巻： 92  号： 4  ページ： 17-18  発行年： 2011年04月01日 
JST資料番号： F0181A  ISSN： 0912-8182  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： オフィスワーカーの居場所はオフィスであり,「サードプレイス」と呼ばれる場所は,オフィスワーカーにとっては,第二の居場所である。「サードプレイス」や「まちなかの居場所」に関しては,利用される側である建築や都市を「もの」として扱い,相対的に利用する側である「ひとの行為」を浮かび上がらせるだけでは不十分である。「ひとがそこに居る」ことの意味を読み取り,空間とひととの間にある親密な関係性を読み取り,その関係性をアフォードする空間の物的要素と社会的了解を読み取らなくてはならない。「居心地の良い場所」とちがい,「居心地の悪い場所」からは,空間とひととの親密な関係性はうかがえず,居心地の阻害要因が抽出された。「居心地の悪い場所」における居心地の阻害要因の除去は重要であるが,同時に都市生活者各人が,建築・都市の利用という感覚を超えて,まちに自分たちの「サードプレイス」をつくり,維持・管理していくような社会的了解を形成することも望まれている。

シソーラス用語： 住環境 ,  住宅問題 ,  都心 ,  *労働者 ,  事務 ,  *建築空間 ,  *生活 ,  事務所建築 ,  労働 ,  住宅 ,  人間
準シソーラス用語： *サードプレイス ,  まちなか居住 ,  *オフィスワーカ ,  *居場所

分類 (1件)： 住居地域計画一般  (RD03010G)

タイトルに関連する用語 (1件)： オフィスワーカー