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J-GLOBAL ID：201102297577321801   整理番号：11A1185012

吸引装置を使ったイチゴに優しい作業

Gentle handling of strawberries using a suction device

著者 (5件)： HAYASHI Shigehiko (Inst. of Agricultural Machinery, Bio-oriented Technol. Res. Advancement Institution, National Agriculture and Food ...) ,  TAKAHASHI Kohei (Shibaura Inst. of Technol., 307 Fukasaku, Minuma, Saitama 337-8570, JPN) ,  YAMAMOTO Satoshi (Inst. of Agricultural Machinery, Bio-oriented Technol. Res. Advancement Institution, National Agriculture and Food ...) ,  SAITO Sadafumi (Inst. of Agricultural Machinery, Bio-oriented Technol. Res. Advancement Institution, National Agriculture and Food ...) ,  KOMEDA Takashi (Shibaura Inst. of Technol., 307 Fukasaku, Minuma, Saitama 337-8570, JPN)
資料名： Biosystems Engineering  (Biosystems Engineering)
巻： 109  号： 4  ページ： 348-356  発行年： 2011年08月 
JST資料番号： E0030A  ISSN： 1537-5110  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究では吸引装置を使ったイチゴに優しい作業の実現性を調べた。この摘取り方法は「果物自身が吸引空気流によって吸引装置の方へ動くもの」で,果皮損傷を防ぐため提案した。装置は「デカルト座標マニピュレータ,吸引装置,機械視覚システム,ベルトコンベヤ,制御装置」等から成る。吸引装置は内径25mmテーパ管を用い,約45l/minの吸引空気流を作る。機械視覚システムは果物の方向を見定めて,吸引装置は果物方向線に沿って果物に接近する。吸引についての最適スペース調査の結果「果物が小さい程,効果的スペースはより大きくなること」が判明した。その高さは果物直径半分より少し大きい(又は等しい)だが,搬送方向における許容距離は小さかった。吸引された果物の傾きは微妙に変化するため,提案した摘取り方法は果物を常に一定姿勢で保持できるわけではなかった。接近点(垂直から80°)において,吸引装置は垂直位置で必要とする倍以上の吸引力を必要とする。摘取り性能試験では,四品種における成功率は「16mmの接近高さでは,果物が落下することなしに95%以上」だったが,長く傾斜した’Deco rouge’(高さ19mm)の場合では71.9%に低減した。果物を摘取り搬送する時間は,8.9sだった。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *マニピュレータ ,  イチゴ ,  *収穫機 ,  *マテリアルハンドリング ,  吸込管 ,  吸込 ,  *空気圧システム ,  空気流 ,  調製
準シソーラス用語： 収穫ロボット

分類 (3件)： ロボットの設計・製造・構造要素  (IC04013A) ,  収穫・調製用機械  (FB03030K) ,  油圧・空気圧・真空機器一般  (QD04010M)

タイトルに関連する用語 (2件)： 吸引装置 ,  イチゴ