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J-GLOBAL ID：201102298278810649   整理番号：11A1419667

NaClO4溶液中におけるイオン会合種と会合過程に関するab initio研究

Ab-initio Investigation on Ion-associated Species and Association Process in NaClO4 Solution

著者 (3件)： Zhang Hao (State Key Lab. of Theoretical and Computational Chemistry, Inst. of Theoretical Chemistry, Jilin Univ., Changchun) ,  Yu Jiankang (State Key Lab. of Theoretical and Computational Chemistry, Inst. of Theoretical Chemistry, Jilin Univ., Changchun) ,  Sun Chia-Chung (State Key Lab. of Theoretical and Computational Chemistry, Inst. of Theoretical Chemistry, Jilin Univ., Changchun)
資料名： Gaodeng Xuexiao Huaxue Xuebao  (Gaodeng Xuexiao Huaxue Xuebao)
巻： 31  号： 8  ページ： 1600-1604  発行年： 2010年 
JST資料番号： C2116A  ISSN： 0251-0790  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： NaClO_4溶液における会合種及び会合過程を,HF/6~31+G*レベルで研究した。水和Na+イオンとClO_4-イオンの結合は,溶媒共有イオンペアリング,接触イオンペアリングおよびマルチプル(トリプルを含む)イオンクラスタを形成することができる。大量の水分子が存在する時,Na+イオンの規則的八面体のヘキサ配位構造は保たれ,一方,不規則なペンタ-およびテトラ-配位構造は水が不足すると形成すると思われる。上の化学種におけるν_1-ClO_4-振動数は,水和ClO_4-における参照値よりも4.7,8.5および14~17cm(-1)大きく,倍率を掛けたあと,実験結果と一致する。NaClO_4溶液における会合過程は,「遊離水和イオン→溶媒共有イオンペアリング→単歯状接触イオンペアリング→カチオン-アニオン-カチオントリプルイオンクラスタ→連鎖状多重イオンクラスタ→網状多重イオンクラスタ→アモルファス結晶」として表現できる。この過程は,MgSO_4系以外のMg(NO_3)_2,Mg(ClO_4)_2およびNaNO_3系の過程とは類似していない。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST

シソーラス用語： *過塩素酸ナトリウム ,  イオン会合 ,  会合 ,  カチオン ,  ナトリウム化合物 ,  金属イオン ,  イオン対 ,  クラスタイオン ,  分子構造
準シソーラス用語： イオンクラスタ ,  イオンペア ,  ナトリウムイオン ,  配位構造

分類 (2件)： 電解質水溶液  (CB05020K) ,  原子・分子のクラスタ  (BH09030O)

タイトルに関連する用語 (6件)： NaClO4 ,  溶液 ,  イオン ,  会合 ,  過程 ,  研究