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J-GLOBAL ID:201102298398942964   整理番号:11A0556800

ドングリ摂食昆虫による資源利用に及ぼす共起コナラ属木による非同期ドングリ生産の影響

Effects of asynchronous acorn production by co-occurring Quercus trees on resource utilization by acorn-feeding insects
著者 (2件):
資料名:
巻: 16  号:ページ: 62-67  発行年: 2011年02月 
JST資料番号: L2720A  ISSN: 1341-6979  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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種子捕食者の個体群に及ぼす樹種間の非同期種子生産の影響を明確にするために,成熟ドングリの生産における一年の変動とこれらのドングリ,2種の同期オーク種,Quercus variabilis BlumeとQuercus serrata Thunb. ex Murrayの昆虫被害の関係を4年間にわたり,2か所の調査現地で調査した。ドングリ生産の年間変動は顕著であった。2現地における変動係数(CV)はQ. variabilisで1.05と0.80,Q. serrataで0.87と0.73であった。Q. serrataによるドングリ生産の年間変動は2現地間で同期した。Q.variabilisとQ. serrataのドングリの一年の変動は,2樹種間で同期した。 ドングリ生産の年間変動は2種間で同期せず,両オーク種による全ドングリ生産のCV(2現地で0.83と0.62)はQ. variabilisとQ. serrata 単独よりも低かった。両種のドングリの専門捕食者(Curculioゾウムシ)による捕食率は,年間ドングリ収穫量と関連していなかった。Curculioゾウムシの長期休眠はそれらの個体群を一定に保つかもしれない。一般の捕食者(ハマキガ科のガ)によるドングリ捕食率もまた,年間収穫量と関連がなかった。2つのオーク種による非同期ドングリ生産は個体群を一定に保つ一助となる。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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森林生物学一般  ,  昆虫・ダニによる植物被害 
引用文献 (28件):
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