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J-GLOBAL ID:201102298625550555   整理番号:11A0130092

オリオン座A分子雲の分子雲コアにおける化学組成変化

Chemical Variation in Molecular Cloud Cores in the Orion A Cloud
著者 (6件):
資料名:
巻: 62  号:ページ: 1473-1482  発行年: 2010年12月25日 
JST資料番号: G0279A  ISSN: 0004-6264  CODEN: PASJA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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CCS,HC3N,DNC,及びHN13Cでオリオン座A巨大分子雲(GMC)の分子雲コアを観測してその化学組成を調べた。オリオン座AGMCで初めてCCSを検出した。CCSは観測したコアの約3分の1で検出された。CCSで検出したコアは局在しておらず,オリオン座AGMC全域に広く分布している。コアのCCSピーク強度はオリオン座AGMCの南側領域で高くなる傾向にある。また,コアのHC3Nピーク強度も南側領域で高くなる傾向にあるが,オリオンKLの近くにCCSでは見つからなかったHC3Nが極端に強いコアが存在する。オリオンKLに随伴したコアは幅の広いHC3N輝線プロファイルを示し,オリオンKLの近くの星形成活動がHC3N放射を高めるようにみえる。NH3-CCS柱密度比はフィラメントの中間近傍で低く,オリオン座AGMCフィラメントに沿った北側と南側の領域に向かって高い。この比は近傍暗黒雲コアの化学進化を追跡することが知られているが,オリオン座AGMCにおけるコアガス温度に影響されるように見える。低いNH3-CCS柱密度比のコアはより暖かいガス温度を持つ傾向にある。DNC-HN13C柱密度比の値は一般的に暗黒雲コアでの値に似ているが,高いガス温度が原因でオリオンKL周辺でより低くなる。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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星雲  ,  宇宙線起源 
物質索引 (1件):
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引用文献 (39件):
  • Aikawa Y., Ohashi, N., Inutsuka, S., Herbst, E.,& Takakuwa, S.2001, ApJ, 552, 639
  • Bally, J., Langer, W. D., Stark, A. A.,& Wilson, R. W.1987, ApJ, 312, L45
  • Batrla, W., Wilson, T. L., Bastien, P.,& Ruf, K.1983, A & A, 128, 279
  • Beichman, C. A., Myers, P. C., Emerson, J. P., Harris, S., Mathieu, R., Benson, P. J.,& Jennings, R. E.1986, ApJ, 307, 337
  • Benson, P. J., Caselli, P.,& Myers, P. C.1998, ApJ, 506, 743
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タイトルに関連する用語 (4件):
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