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J-GLOBAL ID：201102298626036669   整理番号：10A1756515

セルロースナノファイバ強化ポリカプロラクトン/ポリプロピレンハイブリッドナノ複合材料

Cellulose nanofiber-reinforced polycaprolactone/polypropylene hybrid nanocomposite

著者 (3件)： LEE Seung-hwan (Biomass Technol. Res. Center, National Inst. of Advanced Industrial Sci. and Technol. (AIST), Hiroshima, JPN) ,  TERAMOTO Yoshikuni (Graduate School of Agriculture, Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  ENDO Takashi (Biomass Technol. Res. Center, National Inst. of Advanced Industrial Sci. and Technol. (AIST), Hiroshima, JPN)
資料名： Composites. Part A. Applied Science and Manufacturing  (Composites. Part A. Applied Science and Manufacturing)
巻： 42  号： 2  ページ： 151-156  発行年： 2011年02月 
JST資料番号： E0231D  ISSN： 1359-835X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本検討では,セルロースナノファイバ(CNF)生産を,6つの二軸スクリューエレメントを有する回分式ニーダを使って試みた。スクリューエレメントを22.5°でねじり加工し高いせん断力を生みだした。得られたフィブリル化産出物はナノスケール形態を示し,回分式ニーダを使った優位性を示していた。高分子マトリックス中へのより優れたCNF分散では,CNFは初めにCNF-水溶液中に水の気化を避けて低い融解温度でポリカプロラクトン(PCL)中で分布されて,それからこの複合材料が更に180°Cでポリプロピレン(PP)と混合された。PP中へのPCL分域およびCNFの分布を,マレイン酸無水物グラフト化PPを添加して改良した。其処で得られたハイブリッド複合材料の弾性係数を,僅か1%のCNFを添加して増加した。その複合材料中の両ポリマの結晶化は,DSC走査の冷却過程で純粋ポリマ中よりも更に高い温度で開始していた。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *セルロース繊維 ,  *ナノファイバ ,  *繊維強化熱可塑性プラスチック ,  ポリカプロラクトン ,  ポリプロピレン ,  *ハイブリッド系 ,  *ナノ複合材料 ,  二軸 ,  羽根車 ,  翼 ,  混合装置 ,  回分操作 ,  *力 ,  *フィブリル化 ,  分散【dispersion】 ,  島状構造 ,  カルボン酸無水物 ,  改変 ,  共重合体 ,  添加物効果 ,  改良 ,  弾性係数 ,  晶出温度 ,  *剪断力 ,  グラフト化【化学修飾】
準シソーラス用語： 撹拌翼 ,  海島構造 ,  マレイン酸無水物 ,  グラフト化

分類 (5件)： 強化プラスチックの成形  (YH04060J) ,  木材化学  (FF05040V) ,  ポリエステル,アルキド  (YH07070P) ,  ポリオレフィン  (YH07090L) ,  高分子固体の構造と形態学  (CG02022M)

タイトルに関連する用語 (5件)： セルロースナノファイバ ,  強化 ,  ポリカプロラクトン ,  ポリプロピレン ,  ナノ複合材料