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J-GLOBAL ID:201102298717523457   整理番号:11A1090606

日本,台湾,およびベトナムにおけるヒメトビウンカ,Laodelphax striatellusの殺虫剤耐性の現状

Current status of insecticide resistance in the small brown planthopper, Laodelphax striatellus, in Japan, Taiwan, and Vietnam
著者 (7件):
資料名:
巻: 46  号:ページ: 65-73  発行年: 2011年02月 
JST資料番号: F0555A  ISSN: 0003-6862  CODEN: APEZAW  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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ヒメトビウンカはイネの最も重大な害虫で,日本では1990年代に有効な殺虫剤により防除された。しかし,2008年にヒメトビウンカとイネ縞葉枯ウイルス感染が九州で問題となった。またヒメトビウンカの殺虫剤耐性も見られるようになり,海外からの移動が同定された。そこで,日本,台湾,ベトナム北部におけるヒメトビウンカの殺虫剤耐性を調べた。ヒメトビウンカは,2008~2009年山口を含む九州北部で11か所,海外からの移動が無い栃木と北海道で2009年に5か所で採取した。また,台湾では2006~2007,2009年に5か所,ベトナムで2007,2009年に3か所で採取した。その上で,殺虫剤(イミダクロプリド(IM),フィプロニル(FP),BPMC)への感受性試験を行った。その結果,日本西部の個体群のLD50は,IMが6.3~23.3μg/g,FPが0.17~0.44μg/g,BPMCは114.5~474.6μg/gであった。この濃度は,一部のFPを除き,地域差は見られるものの栃木や群馬の個体群より高い傾向にあった。台湾やベトナムでも,地域差はあるが殺虫剤に対する感受性が低下する傾向が見られた。
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分類 (2件):
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昆虫・ダニによる植物被害  ,  害虫に対する農薬 

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